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2026.08.27

【いざ、美容家への道】納得できないものは勧められない。私が美容を伝えるうえで大切にしていること

By 須田 真衣

須田 真衣

美的リーダーズの山岡葵ちゃんと一緒に、美容家を目指してさまざまなことを学ばせていただいている連載「いざ、美容家への道」。今回の Mission は、「美容家が新作コスメ情報をどのように入手しているのか学べ!」。新製品発表会への参加や商品キャラバンを通して、美容家の方々がどのように新しい情報をキャッチし、それを自分の知識として、さらに発信へとつなげているのかを学ばせていただきました。


新作コスメの情報って、どうやって集めている?

美容のお仕事をしていると、ありがたいことに新製品発表会へ伺う機会がたくさんあります。発売前の新しい商品を実際に見て、触れて、試せることはもちろん楽しみのひとつ。でも、私がそれ以上に楽しみにしているのが、「なぜ、この商品が生まれたのか?」を直接聞けることです。今回も商品の特徴だけでなく、開発背景について詳しく伺うことができ、とても学びの多い時間になりました。普段何気なく手に取っている商品が、どんな想いから生まれ、どれほどの時間をかけて私たちのもとへ届いているのか。それを知るたびに、化粧品を見る目が少しずつ変わっていくような気がします。


どんな化粧品にも、必ず“作り手の想い”がある

普段、私たちが何気なく手に取っているひとつの化粧品。でも、その商品が私たちの手元に届くまでには、企業の方々による長年の研究や、数えきれないほどの試行錯誤があります。そして今回、改めて感じたことがあります。どんな商品にも、必ず作り手の想いがあるということ。「もっと肌を美しくしたい」、「この肌悩みをどうにかしてあげたい」、「使う人に、もっと自分の肌を好きになってほしい」形やアプローチはそれぞれ違っても、その根底にあるのはきっと、“使う人をもっと綺麗にしたい”という想い。化粧品には、そんな作り手の方々の想いが込められているんです。何年も研究を重ね、何度も試作を繰り返し、それでも「もっと良いものを」と追求して、ようやく私たちの手元に届く。開発に携わる方々から直接そのお話を伺うと、それまで「ひとつの商品」として見ていた化粧品の見え方まで変わることがあります。成分や機能を知ることはもちろん大切。でも私は、その奥にある「なぜ、この商品を作ろうと思ったのか」、 「どんな想いで、この商品を届けようとしているのか」、まで知りたい。商品を知るということは、スペックを知るだけではなく、その背景にいる人や、その人たちの想いまで知ること。だからこそ、開発に携わる方々のお話を直接聞ける機会をいただけることは本当にありがたく、毎回大きな刺激を受けています。

私、“納得できないもの”はおすすめできません

私、実はけっこう頭がカチコチなタイプで(笑)。自分自身がきちんと理解して、納得できたものじゃないと、人におすすめできないんです。これは、美容部員をしていた頃からずっと変わりません。美容部員時代は、商品のことを理解するのはもちろん、その商品が目の前のお客様の肌質や化粧生活に本当にマッチするのかというところまで、徹底的にカウンセリングしていました。どんなに素晴らしい商品でも、すべての人に同じように合うわけではありません。肌質はもちろん、普段どんなお手入れをしているのか。どんなことに悩んでいるのか。どんな仕上がりを求めているのか。どのくらい美容にかける時間があるのか。そこまで知ったうえで、「この方には、これが必要」と自分自身が納得できて、初めておすすめする。だから今、美容を発信する立場になっても、その姿勢は変わっていません。「人気だから」、「新しいから」、「みんなが良いと言っているから」、それだけでは、私はなかなかおすすめできなくて。逆にバズりすぎているものは穿った見方から入ってしまうのを直したいくらいです。笑 なぜこの商品が生まれたのか。どんな研究や技術が詰まっているのか。そして、どんな人の、どんな悩みに応えてくれるものなのか。さらに、その商品だけではなく、ブランド自体がどんな想いで美容と向き合っているのか。そこまできちんと理解して、自分の中に一度落とし込む。そして実際に自分でも使って、感じて、納得してから、「だから私は、この商品をこんな方におすすめしたい」と、自分の言葉で伝えたいと思っています。

知識を並べるのではなく、“私の言葉”で届けたい

今回の Mission を通して改めて感じたのは、美容家として大切なのは、ただたくさんの美容情報を持っていることではないということ。新しい成分や技術、商品の特徴を知ることはもちろん大切です。でも、知ったことをそのまま伝えるのではなく、「この技術って、つまり私たちの肌にとってどういうこと?」、「どんな肌悩みを持つ人に届けたい?」、「実際に使った私は、どこに魅力を感じた?」そこまで自分自身で考えて、噛み砕いて、わかりやすい言葉に変えて届ける。それが、美容を発信する側として私が大切にしていきたいことです。まだまだ鍛錬が必要ですが。美容部員だった頃は、目の前にいるお客様一人ひとりの肌や生活を思い浮かべながら、商品をご提案していました。今はその場所が SNS や『美的』に変わったけれど、私の中では同じ。発信の向こう側にいる、一人ひとりを思い浮かべながら美容を伝えたい。「それなら私にもできそう!」、「これなら私の肌悩みにも合いそう!」、「美容って楽しい!」そんな気づきを、一人でも多くの方に届けられたら嬉しいです。商品の魅力だけでなく、その背景にあるストーリーや作り手の想い、そしてブランドが大切にしていることまできちんと理解する。そのうえで、自分自身が納得したことを、“私の言葉”で誠実に伝えられる美容家になること。

今回の Mission を通して、私が目指したい美容家像が、またひとつクリアになった気がします。まだまだ知らないこと、学びたいことはたくさん!でも、知れば知るほど美容って本当に面白い。これからもたくさん見て、聞いて、触れて、自分自身で確かめながら、皆さんの「綺麗になりたい!」に役立つ情報を届けられるよう、一歩ずつ美容家への道を進んでいきたいと思います♡

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

須田 真衣

須田 真衣

9歳と7歳の子どもを育てる2児のママ。大学時代、読者モデルとして活動し、卒業後は美容部員として勤務。そこで得た美容知識をもとに、現在は美容研究家・インフルエンサーとして日々美容にまつわる発信を行う。スキンケアは毎日の積み重ねこそ大事と考え、普段のメイクはファンデーションを使わないことがモットー。スリーププランナー、スキンケアスペシャリスト、日本化粧品検定1級を取得。

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