美的2020下半期ベストコスメ|総合ランキングTOP5を発表! 美容賢者60人が選んだ1位は?
私たちの肌・心・体のキレイを支えるとともに、元気や癒し、時には感動をくれるコスメ。下半期、美容賢者からも、そんなコスメの素晴らしい力を再認識したという声が続出しました。新生活様式に寄り添い、心に響き、よりいっそうキレイを格上げしてくれたアイテムが続々入賞!果たして総合部門の1位は?
2020下半期ベストコスメ【総合ランキング】
【5位】SUQQU ザ クリーム ファンデーション
“諭吉ファンデ”の最新版はツヤ感もフィット感もパーフェクト!
価格 | 容量 | 発売日 | 色 | SPF・PA |
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¥11,000 | 30g | 2020-09-04 | 全23色 | SPF25・PA++(020・110・120・210・220)、SPF20・PA++(025・030・035)、SPF25・PA+++(040・140)、SPF30・PA+++(150・160) |
美容賢者
美容家 石井美保さん
美容賢者
ヘア&メイクアップアーティスト 岡田知子さん
美容賢者
松倉クリニック代官山 院長 日本形成外科学会認定専門医 貴子さん
【4位】エスティ ローダー アドバンス ナイト リペア SMR コンプレックス
7年ぶりに更新された名品美容液がプロも納得の進化を遂げ降臨!
価格 | 容量 | 発売日 |
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¥17,050 | 50ml | 2020-09-18 |
美容賢者
美容家 神崎 恵さん
美容賢者
美容エディター 松村有希子さん
美容賢者
モデル 上西星来さん
【3位】ディオール サンク クルール クチュール 689
極上のつけ心地をかなえた“生質感”アイシャドウにラブコールが殺到♪
価格 | 発売日 | 色 |
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各¥9,570 | 2020-08-07 | 079,159,279,539,559,579,649,669,679,689,769(限定),859,879 |
美容賢者
美容エディター 北川真澄さん
美容賢者
美容エディター 安井千恵さん
美容賢者
SAKURAさん
【2位】シャネル レ キャトル オンブル 362
必ずおしゃれに仕上がる計算された赤みカラーに賢者たちも心酔!
価格 |
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¥6,900 |
美容賢者
ヘア&メイクアップアーティスト KUBOKIさん
美容賢者
ヘア&メイクアップアーティスト 笹本恭平さん
美容賢者
ヘア&メイクアップアーティスト yumiさん
【1位】ポーラ B.A ローション
化粧水の枠を超えた驚異のハリ肌実感で堂々王者に!
価格 | 容量 | 発売日 |
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¥22,000 | 120ml | 2020-09-11 |
美容賢者
ビューティエディター 入江信子さん
美容賢者
『美的GRAND』編集長 天野佳代子さん
美容賢者
美容家 小林ひろ美さん
美容賢者
美容エディター 松本千登世さん
美容賢者
トータルビューティアドバイザー 水井真理子さん
ときめき、そして、希望。美容の「本質」、ここに極まる
2020年。誰にとっても忘れ得ぬ年。未曾有の出来事に見舞われたことで、私たちにとっての美容とは何か、その意味や価値を問われた年だったのではないでしょうか?長いステイホームがスキンケアを変え、マスク必須の生活がメイクアップを変え。でも、でも …!「変わる」を強いられたからこそ、「変わらない」、すなわち、「動じない」「揺るがない」への希求にも気づかされたはず。変わるしなやかさはもっていたい。ただ、そのためには、変わらないたくましさをもっていなければ。そう確信したはずなのです。
2020年下半期のべストコスメを見ると、そんな生き方の「本質」が見えてきます。1位に輝いたポーラ。後天的に変化する遺伝子研究、エピゲノムに着目した「美しさの98%は眠っている」というアプローチは、肌の今も未来もたくましくいられるという予感をくれました。1滴を肌になじませた途端、瞬時に得られる、手が吸いつくような、はね返されるような満ち足りたハリ実感は、もっと肌を愛したい、もっと自分を愛したいと思わせてくれる。そのときめきも、今シーズンのトップにふさわしいものなのだと思います。4位のエスティ ローダーもまた、38年にわたる画期的な研究成果を凝縮し、先進のエピジェネティクスから着想を得たもの。「変わらない」と「変わる」を常に積み重ね、美容液の「頂点」であり続ける1滴は、肌にまだまだ可能性が秘められていると教えてくれた気がするのです。
2位のシャネル、3位のディオール。アイシャドウの「アイコン」ともいえるこれらがべストに選ばれたことも、至極納得。マスクだからとか、目力が欲しいからとかそういう現実的な理由でなく、美しい色となめらかな質感でまぶたを染める「ツヤ」と、なじませるだけで目の立体感を際立たせ、意志を宿す「凜」とをもたらす天才的なクリエイションだったことが理由。新しい自分の顔を見せてくれた感動に対する評価に違いありません。5位のSUQQUも、決してその機能や効果だけが評価されたのではない気がします。自分比最高の肌、それによって呼び覚まされる自分比最高の表情、自分比最高の心のあり方。今、私たちが美容に見いだしたいのは、「役立つ」ではなく「ときめく」こと、そう、痛感させられました。
2020年下半期のべストコスメは、まさに、これからを生きる私たちに「希望」をくれたものばかり。
「大丈夫、美容があるよ」と抱き締められるような、そんな気持ちになるのです。
文/松本千登世
まつもとちとせ/美容エディター。数々の女性誌への執筆など幅広く活躍。知性と気品あふれる人柄に美容業界にもファン多数。
『美的』2021年1月号掲載
撮影/辻郷宗平・新垣隆太(静物) ペーパーアート/前田京子 文/金子由佳、森本恵子、佐野知香、森中奈央 構成/中島麻純・島田七瀬・宍戸沙希(スタッフ・オン)
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。