美的リーダーズ
2026.5.29

【いざ、美容家への道】好きと戦略を両立させる人の強さ-大野真理子さんのお話を伺って学んだこと-

By 山岡 葵

山岡 葵

いざ、「美容家への道」連載第二弾です!今回は、大野真理子さんにお話を伺えることになり、取材前からかなりそわそわしていました。大野さんを最初に知ったのは、「美的」。そこからInstagramを見るようになって、「言葉が面白い!」と思い、ブログも読むようになって、気づけばすっかり惹かれていました。

上品なのにちゃんと面白い。しかも、ただ面白いだけじゃなくて、「たしかに」と思わされる説得力もある。その絶妙なバランスが、本当に魅力的で。知れば知るほど、もっと知りたくなる方でした。だから今回、お会いできると決まったときは本当にうれしかったです。うれしかったのですが、同じくらい緊張もしていました。でも実際にお会いすると、その緊張はすぐにほどけました。とても気さくで、やわらかくて、その場の空気をふっと軽くしてくださる方だったからです。そして何より、あまりにもお綺麗。思わず見てしまうほど、デコルテまで本当に美しくて、隣に並ぶのが少し恥ずかしくなるほどでした。心の中で「今日はデコルテを出してこなくてよかった……」と心底思いました。あれだけ圧倒的に美しいのに、どこか親しみやすくて、気づけばこちらの肩の力まで抜けてしまう。そのギャップに、私はますます惹かれました。

見てもらっている意識があるから、発信がちゃんと面白い

今回のお話の中で、特に心に残った言葉があります。話を聞いてもらうのって通常お金が発生する事。だからつねにおもしろい状態を維持するように心がけてる。」この言葉を聞いたとき、大野さんの発信がどうしてあんなに人を惹きつけるのか、少しわかった気がしました。ただ情報を置いていくのではなく、「見ていただいている」「聞いていただいている」という感覚をつねに持っている。だからこそ、見てくれる人の時間を無駄にしないように、いつも面白くあろうとする。そのサービス精神と誠実さが、大野さんの言葉にあたたかさをつくっているのだと思います。美容家という仕事について、「美容家の仕事は酔拳。面白さがなくなるなら辞めたい」とおっしゃっていたのも、とても印象的でした。言葉だけを見ると軽やかでユニークなのに、その奥にはすごく強い意思がある。仕事となると数字に向き合うことは必要。でも、その中でも「楽しむこと」や「面白さ」は絶対に失いたくない。そうやって言い切れるのは、美容が好きという原点がまったくブレていないからなのだと思います。ありのままでいることって、簡単そうに見えて、実はすごく難しいことだと思います。でも大野さんは、それを軽やかにやっているように見えて、実はとても意志的に選び取っている。その自由さが、言葉の強さにつながっているのだと感じました。

あまりの美しさに思わず拝み出す私。完全に推し活の雰囲気に「そういうのじゃないから!(笑)」とツッコまれて和みました。

実際にお会いしてわかった、強さの奥にあるやわらかさ

お会いする前は、言葉の強さや美容への熱量から、「もしかしたら少し圧倒されるかもしれない」と思っていました。でも実際にお会いすると、その印象は本当にいい意味で裏切られました。気さくで、明るくて、でも相手が自然に話せる空気を持っている。すごい人なのに、こちらまで身構えずにいられる。そのやわらかさが、とても素敵でした。「会って3秒で良いと思われたい」という意識や、清潔感を大切にしているというお話もされていましたが、まさにその通りだなと思いました。姿そのものから「素敵だな」と思わせる力がある。ただ美しいだけではなく、相手に安心感を与える。きっとそれは、日々積み重ねてきた美容やセルフケアだけではなく、人との向き合い方や言葉の選び方まで含めて、大野さんという人がつくられているからなのだと思います。憧れから始まった一日でしたが、お話を伺えば伺うほど、その魅力は「美容家としてすごい」というだけではなく、「人として惹かれる」ところにあるのだと感じました。

「好き」を軸に、自分だけのブランドを育てていくということ

大野さんのお話は、本当に名言の宝庫で、もっともっと聞いていたいと思う時間でした。でも今回、私が大野さんから強く受け取ったのは、「好き」という気持ちを軸に、自分自身のブランドを丁寧に育てていくことの大切さでした。好きを仕事にすることは、決して簡単なことではないと思います。でも大野さんのように、好きだからこそ突き詰められることがあり、好きだからこそ守りたい面白さがあり、そこからブレない軸が生まれる。その強さを、改めて感じました。今回お話を伺って、私がいちばん学んだのは、誰かに届く発信って、知識の量や言葉の強さだけではないということでした。見てくれる人の時間をちゃんと大切にすること。好きなものを好きなまま、でも誠実に届けること。そして、自分らしさをなんとなくではなく、ちゃんと意志をもって育てていくこと。そのどれもが、大野さんの言葉や佇まいの中にありました。私もこれから、自分の「好き」をもっと丁寧に磨きながら、受け取ってくれる方の気持ちが少しでも明るくなるような発信を続けていきたい。そんなふうに背筋が伸びる1日でした。大野さんのお話を直接伺えたこと、そしてその言葉や空気に触れられたことは、私にとって本当に特別な経験でした。今回感じたことや学んだことを大切にしながら、これからの発信や仕事に少しずつ返していけたらと思います。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

山岡 葵

モデル/元美容皮膚科看護士

山岡 葵

美容皮膚科で看護師として働いた経験から、ドクターズコスメや美容医療にも精通。現在はモデルの仕事と並行しながら、美容研究家として活動。実体験と専門知識を活かしたリアルな美容情報をメインに、スキンケアやメイク、垢抜け美容などを紹介するリール動画がフォロワーから支持を得ている。

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