ピーター フィリップスによるシャネルの新しいショートフィルム「MIROIR MIROIR」公開中!
シャネル メークアップ クリエイティブ ディレクターのピーター フィリップスによる新しいショートフィルムが、2012年7月4日(水)よりCHANEL MAKEUP CONFIDENTIALにて公開されています。
http://chanel-makeup-confidential.chanel.com/
ピーター フィリップスのインタビュー
Q:“Here comes the Beauty Pack” “Shade Parade”に続いて発表されたこの新しいショートフィルムのインスピレーションは何ですか? どんなメッセージを表現したかったのでしょうか?
A:このフィルムをつくるにあたり、いろいろな要素が頭にありました。シャネルのリップスティック、ルージュ アリュールのためのティーザーのフィルムをつくりたいと思っていました。それから、昨年12月に行われたメティエダールのファッションショー「パリ – ボンベイ」からもインスパイアされました。
Q:あなたの仕事に、よくマスクが登場しますが、ミラーの効果を用いたのはなぜですか?何か隠されたメッセージがありますか?
A:このメークアップに隠されたメッセージはありません。数年前に行った雑誌の撮影から主に着想しました。モデルの顔にクリスタルとミラーの断片を構成したものでした。すばらしい写真が仕上がったのですが、そのメークアップを動画で捉えられないのは残念だと思っていたのです。スパークリングに輝いて魔法のような効果があるのに、静止した写真だと、残念ながらそれらが失われてしまうからです。リップスティックについてのショートフィルムを撮ることになり、パリ ‒ ボンベイのアイディアが頭の中に膨らんでいたので、ミラーをつけた顔を再度つくることを計画しました。リップスティックの色のコンセプト、そして魔術的でサイケデリックな表現は、インド的なテーマとよくマッチしました。
Q:このマスクはどのようにつくられたのですか?
A:このミラールックは、実際のところ、マスクではないのです。クリスタルとミラーの細かいパーツを個々に、顔の上につけていきました。第三の眼のように額につけたミラーを中心にして、孔雀の尾羽が開くように構成していきました。顔全体がクリスタルとミラーのパーツで覆われ、催眠的な効果をもたらします。色彩は、唇の色が変化するだけです。クリスタルとミラーをつけるのに、4時間かかりました。
Q:このフィルム撮影で使われたメークアップ製品は何ですか?
A:目もとはほとんど何もしないままです。睫毛をカールして、オンブル エサンシエルのアイヴォリーと、ル クレイヨン コールのクレールをつけただけ。唇には、ルージュ アリュールの新色を使いました。“パンパント”“エクサントリック”“アンジュエ”“エグザルテ”“パルピタント”の5色です。
Q:撮影について、何か面白いエピソードは?
A:この撮影で最も輝いていたのは、モデルのIngunaです。彼女は本当にすばらしかった。彼女の美しさと忍耐が撮影チームをより良い仕事へと導いたのです。
Q:モデルの名前は?
A:Inguna Butaneです。
ピーター フィリップスによるユニークなショートフィルム「MIROIR MIROIR」はこちらのサイトでご覧いただけます。
CHANEL MAKEUP CONFIDENTIAL
http://chanel-makeup-confidential.chanel.com/
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