News
2025.12.7

2025下半期ベストコスメ【座談会】ベースメイク・メイクアップ部門の傾向を賢者4人が語り尽くす!

下半期も数多く発売された新作コスメの中から総勢84名の美容のプロが選んだ逸品が集合! 「読者の今の悩みに応えられるか」「革新的なコンセプトで効果実感が高いか」「“お値段以上”の価値があるか」… 総勢84名の美容のプロがプロの視点で公正にジャッジしました。今回は、年代も得意分野も違う賢者4人がじっくり語る、2025下半期ベストコスメ スキンケア部門の傾向を語り尽くします。

EDIT: 美的編集部

美的編集部

美的編集部

2001年に創刊された美容専門誌『美的』(小学館)の編集部。「肌・心・体のキレイは自分で磨く」をキャッチフレーズに、タレント、モデル、カメラマン、美容家や美容ライターといった各分野のスペシャリストとともに、最新のビューティトピックを深く掘り下げた誌面作りがモットーです。2026年には創刊25周年を迎え、これまで積み上げた膨大な美容に関する最新の知見をもとに、美容に対して誠実なメディア運営に取り組んでいます。

著者記事一覧へ >>

SOURCE: 美的 2026年1月号

2026年1月号

1 月号

11月21日頃発売 ¥890

いよいよ2025年もラストスパート!<br> 11月21日(金)発売『美的』1月号の特集は、今年もやってきました!<…

もっと見る >>

【座談会】年代も得意分野も違う賢者4人がじっくり語る2025下半期ベストコスメ今年の傾向をピックアップ!

\参加したのは私たち!/

美容家

咲丘恵美さん

ヘア&メイクアップ アーティスト

Kanakoさん

ベスコスメイクページ担当・エディター

安井千恵

ベスコス担当・エディター

中島麻純

〈ベースメイク・メイクアップ部門〉注目キーワード3

1.美容液ファンデはもはやデフォルト。ついにお粉も本格的な美容パウダーへと進化

従来の常識を覆す処方でつける程に美肌がかなう

SHISEIDO エッセンス スキンセッティング パウダー

エッセンス スキンセッティング パウダーの詳細・購入はこちら

2.普遍的で安心感のある配色を新しい解釈で表現。THE定番ブラウンが票を独占

ほんのり多幸感仕上げの締めすぎない発色ぞろい

コスメデコルテ スキンシャドウ デザイニング パレット

スキンシャドウ デザイニング パレットの詳細・購入はこちら

SUQQU(スック) シグニチャー カラー アイズ

シグニチャー カラー アイズの詳細・購入はこちら

3.形状・質感問わずリップアイテムはローズウッドカラーの人気が爆発

素の唇の色から遠くないなじみカラーで美人度アップ

RMK ベルベットシーン リップカラー 04

ベルベット シーン リップカラーの詳細・購入はこちら

NARS アフターグロー リップシャイン 888

アフターグロー リップシャインの詳細・購入はこちら

肌ケアの延長線上アイテムとしての地位を確実に得た!

Kanako 今までベースメイクといえば潤ったツヤ感を演出する技術だったのが、美容成分を配合して肌そのものを潤わせるという処方へと進化。粉っぽさが敬遠されてパウダー離れが進んでいたように思うけれど、今は重ねても塗りました感は全く出ないし、より肌にいいんじゃないかという期待感がたっぷりです♡

咲丘 SHISEIDOは粉体を美容成分で覆うことに成功。肌に最初に触れるのが美容成分という画期的処方で、潤いを感じる驚きの使用感を実現しました。パウダーの常識を一変させましたよね。

安井 今回ランクインしたシャネルのクッションやディオールのリキッド、SUQQUのクリームファンデも美容成分たっぷり。もはやベースメイクのスキンケア化は必然の流れといえそうです。

色のバランスをとりつつさりげなく盛るのが今っぽい

中島 永久定番のブラウンに血色感がプラスされたアイシャドウがこぞってランクインしました。

Kanako 血色感といってもちょっと前に流行った赤みとは違って、温かみのあるピンクベージュ系で、質感もアップデートされているから印象がとても新鮮。透明感と多幸感を感じるブラウンで、ナチュラルにかわいらしい雰囲気を演出できるんです。

安井 シアーな薄膜でより目元に溶け込む発色がトレンドですよね。リップはローズウッド系が多かった。落ち着きがあって派手すぎない、でも存在感はあるという絶妙なバランスが素晴らしい!

Kanako 血色感のあるローズは唇本来の色とそう遠くないから誰にでも使いやすいし、今期のピンクがかった血色ブラウンのアイシャドウとも相性抜群です。

安井 目元と口元、トータルのバランスでさりげなく盛るのが今っぽさの秘訣だと思います!

中島 私も同感です♡ そして、今回すべてのリップがイエベ・ブルベの両方に対応した色調だったことにもとても驚きました。

安井 トレンドの青みチークも肌トーン問わず使えるものばかりですし、肌タイプで色を選ぶ時代は終焉を迎えつつあるのかも。好きな色=似合う色、という色設計が今後の主流になりそうです。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

EDIT: 美的編集部

2001年に創刊された美容専門誌『美的』(小学館)の編集部。「肌・心・体のキレイは自分で磨く」をキャッチフレーズに、タレント、モデル、カメラマン、美容家や美容ライターといった各分野のスペシャリストとともに、最新のビューティトピックを深く掘り下げた誌面作りがモットーです。2026年には創刊25周年を迎え、これまで積み上げた膨大な美容に関する最新の知見をもとに、美容に対して誠実なメディア運営に取り組んでいます。

記事一覧へ

撮影: 辻郷宗平(Bebop)

文: 金子由佳、森本恵子、三谷真美

構成・文: 中島麻純・赤木さと子・石田美音(スタッフ・オン)

SOURCE: 美的 2026年1月号

2026年1月号

1 月号

11月21日頃発売 ¥890

いよいよ2025年もラストスパート!<br> 11月21日(金)発売『美的』1月号の特集は、今年もやってきました!<…

もっと見る >>

この記事をシェアする

twitter LINE Threads

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事