2019年上半期ベストコスメを大発表！ 美容のプロが絶賛した逸品とは？【総合ランキング】

つけている間中、美白をかなえる“美肌育成ファンデーション”、10年ぶりの承認取得を実現した“新美白スキンケア”、ビタミンC濃度の限界値を超えた“毛穴レス美容液”…etc. 60名の美容賢者がその進化に驚がくし「胸アツ」になった逸品の登場です！

2019年上半期ベストコスメ総合ランキング

【5位】ITRIM エレメンタリー フェイシャルゴマージュ

スクラブの概念を変えた！スぺシャルケア好きの賢者もうなるネオ質感。
100g ￥12,000

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【4位】ポーラ ホワイトショットLX／ホワイトショットMX

10年ぶりとなる美白有効成分の許可に美のプロたちも興味津々！

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【3位】ロート製薬 オバジ C25セラム ネオ

毛穴やシミを一掃する究極のビタミンC美容液は既にリピート者続出
12ml ￥10,000

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【2位】シャネル ボーム エサンシエル トランスパラン

ヘア＆メイクが圧倒的支持！ ドキッとする生ツヤ肌に導くハイライター
￥5,500

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【1位】資生堂 HAKU 薬用 美白美容液ファンデ

コスメのボーダーレス化を象徴する本格美白を可能にしたファンデが、そのハイスペックぶりで王者に！
［医薬部外品］SPF30・PA+++ 全4色 30g ￥4,800（編集部調べ）

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令和の美容は“すごいことになる事実”が、今期まざまざと示された

文・齋藤 薫
さいとうかおる／美容ジャーナリスト。美容業界を独自の視点で鋭く分析。

歴史は時々、ワクワクするような“いたずら”をする。平成から令和へ、時代が切り替わるタイミングを、まるで待っていたかのようにこの上半期、いくつもの変革が起きているのだ。新成分発見のような小さな進化じゃない。化粧品そのものの定義が変わる根源的な革命。コスメ史も変える概念革命。かつてない程劇的な再生がついに始まったのだ。

まず、マツコ・デラックスご出演のCMにもあったように、1年の日中メイクタイム3500時間が、そっくりスキンケアタイムになるコスメ・ルネサンス。単に、ファンデがスキンケア効果をもちましたという単純な融合ではない。いうならば“交配”！ メイクがスキンケアになり、美容液がファンデになる完全なハイブリッド化。だから今回は文句なし、その象徴である資生堂 薬用 美白美容液ファンデが第1位となったが、資生堂は全社を上げ、他シリーズでも次々にハイブリッド化を実現していく。

一方、シャネルのボーム エサンシエルは、信じられない程リアルな肌ツヤを作るハイライター。オバジ C25 セラム ネオは、限界を超えたビタミンC配合量を実現、やっぱりうそみたいなハリツヤを作る美容液…と2位も3位も、既存のカテゴリーには入らない超絶技巧を備え、突然変異的に現れたという意味で革命的だ。
この2品に共通する「なんとなく」ではない「見事な」仕上がりはまさに驚がく、化粧品効果はついに一線を超えたと思い知るが、それ以上に使ってみないとわからない新しさをもつ孤高の単品時代の始まりこそ、ひとつの変革といえるだろう。5位のITRIMのゴマージュもまた、使用感も仕上がりも、既存のゴマージュの定義を平然と塗り替えている。

さて、今期もまたポーラの挑戦が目立つが、10年ぶりの美白主剤として認可をとった薬用成分は従来の美白とは全く異なり、細胞エネルギーを高めてメラニンをはね返す発想。美白するうちに自動的にエイジングケアが同時進行するという、未来系のハイブリッドケアの誕生だ。ポーラは一方で、脂肪細胞と潤いに関わる重大な発見から、飲むだけで全身の潤いとハリを急激に増やすタブレットドリンクを発表。今期、同様に塗らずに全身ツルツルという手応えをもつ進化系インナーケアが複数登場、「塗るスキンケア」を凌駕する「飲むスキンケア」時代幕開けを告げた。

一方で、化粧品のレべルを大きく逸脱し、人工皮膚を一瞬で作って美肌に着替える最先端テクノロジーがここで続々発表され、令和の美容がすごいことになる事実が明快に示された。それがまた今後の化粧品界に刺激をもたらし、進化はさらに加速するだろう。人はもう衰えない。キラキラ若いまま年を重ねる時代が完全に始まったと見ていいのである。

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※価格表記に関して：2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。