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2026.10.10

NEWS、横浜アリーナに満ちた成熟の輝き!25周年へ続く新三部作の新たな物語が幕を開ける【ライブレポ】

9月15日に結成23周年を迎えたNEWSが、2028年の25周年へと続く新プロジェクト『NEWS 25th ANNIVERSARY TRILOGY -WE ARE NEWS―』を始動させています。その第一章として、アルバム『KMK』を引っ提げて行われている全国ツアー『NEWS LIVETOUR 2026///KMK』を開催。


NEWSは2017年~2020年に『NEVERLAND』『EPCOTIA』『WORLDISTA』『STORY』の四部作を展開しており、今回の新三部作は、その先に続く新たな物語。現在・過去・未来を描く中で、第一章のテーマは“現在”。アルバムタイトル『KMK』は、小山さん、増田さん、加藤さんの3人の名前から生まれたもので、ただ頭文字を並べた記号ではなく、3人で紡いでいく物語のはじまりを告げる、力強い合図のようでもある。“NEWS自身の物語”の扉を開く鍵として、新たな三部作の幕開けを飾る。ここでは、10月6日に行われた神奈川・横浜アリーナでのアツいライブをレポートします。(※ネタバレを含みますので、参戦前の方はご注意ください)

幕開けは優雅なサプライズ!
まさかの客席からの登場で、アリーナを埋め尽くした15000人が熱狂‼

オープニングではNEWSが客席から登場。意外な登場演出に割れんばかりの歓声を浴びながら、3人は客席通路を練り歩く。会場全体が大歓声に包まれる中、中央に設置された三角形のセンターステージに上がり、『WE ARE NEWS -Episode1-』を歌い上げ、1曲目からフィナーレのような壮大さが。

ツアー全編の衣装を増田さんが手がけ、楽曲ごとの世界観に寄り添う多彩なスタイリングを披露。1stブロックでは、白いフリルがたっぷりレイヤードされた衣装に身を包み、小山さんは毛先にニュアンスを効かせたヘアに眼鏡を合わせ、知性と色気がにじむ装いに。増田さんはセンターパートにクセ毛ニュアンスのアレンジを添え、抜け感のある洗練さが。加藤さんは黒髪に重めの前髪で、端正さが際立つ佇まいを見せました。モニターから艶肌までも美しく映える仕上がりで、3人の美しさがいっそう引き立つ、完成度の高いビジュアルでした。

ヒット曲『チャンカパーナ』では、スタンドマイクを使用し、息の合ったパフォーマンスに呼応するように、ファンも同じ振りで会場を揺らし、熱気は一気に加速! 

小山さんが「横浜、楽しんでいきましょう!」と声を響かせると、会場の熱はさらに高まっていく。続けて、増田さんが「みなさん、ようこそ! NEWSに会いたかった人は手を挙げて!」と呼びかければ、きらめくペンライトが一斉に揺れ、客席の想いが眩しい光となって、広がった。さらに、加藤さんが「横浜ただいま! 今日も最後の最後まで一緒に楽しんで、盛り上がっていこうぜ!」と弾けるような笑顔を見せる。その瞬間、会場は幸福感に満ちた一体感が生まれました。

ニューアルバムの表題曲『KMK』では、トライアングルの頂点にそびえ立つリフターから熱唱。小山さんの「手を上げて!」という声に導かれるように、観客の手が一斉に上がり、無数のペンライトが波打つ光景を描き出した。リフターを降りた3人は、ステージ中央で寄り添うように集まり、差し出した手をしっかりと重ね合う。『U R not alone』では、観客の歌声が会場いっぱいに広がり、360度を包み込むような大合唱に。降り注ぐような歌声を全身で受け止めた3人も、「凄い!!!」と感激をあらわにし、ステージと客席の想いが美しくひとつに重なる瞬間でした。

「果たして一緒でしょうか?」と物申す!
加藤さんがMCでグループ全員“執筆家”デビューに反論!

NEWSライブの醍醐味のひとつでもあるMCでは、小山さんが客席に向かって、「お姫!」「メンズ!」と呼びかけ、ファンが軽やかにレスポンス。さらに、「本当にお姫だと思ってる人?」といじり、会場はたちまち笑いに包まれました。すると、増田さんが「『本当にお姫で大丈夫そう?』みたいなこと、言ってたけど…」と、絶妙な間でツッコミが! 加藤さんも「ここは夢の国! 聞いちゃうと一旦考えちゃうから、向き合わせないでほしいのよ!」とのっかり、その後は「子猫ちゃーん!」「うさぎちゃん!」「ラッコちゃん!」「出てこい化け猫!!!」と、次々に呼びかける言葉を変えながら、客席との親密なやりとりに、会場がやわからな喜びに包まれました。

そこからトークは、加藤さんが「まずは出版おめでとう!」と祝福しながらも、どこか割り切れない表情をのぞかせる展開に。小山さんが実姉で料理家のみきママとの初のコラボレシピ本を出版し、祝福の気持ちはもちろん本物で、「レシピ本は家庭に役立つね。まっすーのスタイルブックも服が好きでやってきたし、いいよね。僕も見ました!」と温かな言葉をかけながら、静かに熱を高めていった加藤さん。次第に目を大きく見開き、声を荒らげ、「たーだ! 私がやってきた15年以上の100万字以上の物語、小説、戯曲と、果たして一緒でしょうか?」と、冗談を交えながらも、昂ぶりは容易には収まず、「私がやって来た10冊以上の小説、果たして一緒でしょうかぁぁぁ? 自分で言いたくはないですけど、直木賞候補です!!!」と声を枯らすほどに訴えた後、ふと今日が取材日だったことを思い出しました。その落差にコヤマスも思わず苦笑い。その後も、加藤さんの感情が頂点に達したその瞬間、コヤマスは間髪入れず、「『スリラー』で振り向いたときのマイケル・ジャクソンみたい!」と軽やかに切り返す。その絶妙なたとえに宿っていたのは、ただのツッコミではなく、3人の間に長く育まれてきた感性の共有からなのだろう。どこか懐かしく、どこまでも自然な内輪ノリのテンポに、NEWSという関係性の奥行きがさりげなく表れていました。

色彩豊かな物語を抜けて、喝采のヒット曲メドレーへ!
観客と一緒にタオルを回してお祭り騒ぎに!

ライブ後半戦、『生きろ』では、客席へまっすぐに向き合いながら、そのまなざしの先にいるひとりひとりを励ますように、力強い歌声を届けた。会場全体をあたたかな熱で包み込んでいく。

一方、『オニサンコチラ』では空気が鮮やかに一変。日本昔ばなし「桃太郎」をNEWSらしい感性で解きほぐし、小山さんが語り部、増田さんが桃太郎、加藤さんが鬼として、それぞれの視点から物語を立ち上げていく。ひとつの昔話が三者三様の輪郭をまといながら描かれる構成は、まるで紙芝居を目の前でめくっていくよう。親しみのある物語に新たな奥行きを与える、そのしなやかな表現力もまた印象的だった。

途中、ヘッドセットトラブルで、小山さんの声が届かなくなる場面があったが、増田さんがすぐさまフォロー。歌唱を途切れさせることなく、ハンドマイクへと切り替える中、瞬時に3人がアイコンタクトをして、状況を共有してみせた。不測の事態さえもステージの流れのなかに美しく収めてしまう、その冷静さとしなやかさに、NEWSのプロフェッショナルな矜持が際立っていました。

『weeeek』から始まるヒット曲メドレーを披露。この日の手乗りドローンが増田さんの手のひらにちょこんと収まり、シゲマスはカメラに向かって、にこやかな笑顔を披露。そこへ小山さんが慌てて駆け寄り、気づけば3人はぎゅっと身を寄せ合った。無邪気な高揚感に満ちたそのひとときには、NEWSらしい親密さと愛らしさがたっぷり。

その後もNEWSが重ねてきた時間を感じさせる楽曲の数々が披露され、積み重ねてきた歩みまでもが音となって響き渡り、会場のボルテージを一気に高めました。

終盤のあいさつでは、小山さんが「25年を一緒に迎えよう!」と呼びかけ、これから先も同じ景色をともに見ようと、客席へまっすぐに想いを投げかけた。増田さんは、「いつになるかは分からないけれど、この三部作の最後かな。また大きなところへみんなを連れていきたい!」と、さらにその先へ向かう意志を力強く口にした。加藤さんは、「25周年、四半世紀を目指してNEWS頑張りたいと思います。そんな僕たち3人にできることはそんなに無いかもしれない。でも、今日ここに来てくれたみんなの事は守りたい。僕たちと取り合ったその手を僕は絶対に話さずにあなたちを守り続けたい!」と、強い決意を込めて約束した。

本編の最後を飾ったのは、過去の自分から今の自分へ贈るエールをテーマにした『エール』。

客席とひとつになって響かせた大合唱が横浜アリーナにいる全員の心を満たし、その光景は、この日共有された想いの確かさを美しく映し出していた。

全32曲を通して、ファンと分かち合ったのは、NEWSの“今”そのものだった。25周年へ向かう新たな旅路は、ここからさらに力強く、その歩みを進めていく。

INFORMATION

NEWS『KMK』絶賛発売中!

7月リリースの16thアルバム「KMK」を引っさげた、全国8都市を巡るツアー「NEWS LIVE TOUR 2026 /// KMK」を開催中。残すは、10月17・18日の広島・広島グリーンアリーナ、10月27・28日の兵庫・GLION ARENA KOBEとなる。

©︎ELOV-Label

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

撮影: 廣瀬拓磨(Pygmy Company)

取材&文: 山中ゆうき

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