【プロ実践テクまとめ】透明感メイクの方法が、わかる！（パーツ別）

憧れの「透明感」を作りだすメイクテクをお届け！透明感を引き出す、ベースからアイメイク、リップ、チークまでたっぷりと。どこか儚げな印象のピュアで可愛らしいフェイスを手にいれましょう♪

透明感メイクを作る「ポイント」

へルシーと神々しい。女性にはふたつの透明感があります
「運動した後の女性は、血流が巡って肌が生き生き、透明感にあふれていますよね。そんな状態をイメージして、赤みベージュやオレンジなど血色を思わせるカラーをまぶたや唇に仕込むと、肌が明るく見えて、内側からにじみ出るような透明感が生まれます」（耕さん・以下「」内同）

一方で、寒色系のカラーをまとうことでも透明感は作れるそう。
「シルバーやブルー、青みピンクなどを肌が透けるように薄くなじませると、色の効果で神々しい透明感に。下地などで肌のくすみをはらっておくことが大切です」

【POINT 1】暖色系カラーを仕込んでヘルシーな透明感
オレンジのアイシャドウや赤みベージュのリップ、チークなど血色カラーを肌によくなじませることで、内側からにじみ出るような透明感を演出。

【POINT 2】寒色系カラーを薄くまとって、神々しい透明感
シルバーブルーのアイシャドウをうっすら、ネイビーのラインで締めて、リップとチークはほんのり青みピンク。素肌が透けるように薄く、がコツ。

 

透明感を仕込む「4つのベースメイク」

【1】「血色下地」を仕込んで透明感のあるツヤ肌に

【BEFORE】

【AFTER】
自然なツヤと立体感

【How to】
「ファンデはむしろ少し暗めにして、血色感やトーンアップ効果のある下地を仕込むと自然。さらにピンク系のハイライトをCゾーンに」（藤原さん）

【使用アイテム】

左／リンメル｜イルミナイザー

右／レブロン｜フォトレディ ローズ グロウ トーンアップ クリーム

【2】「ラベンダー下地」で作る透明感仕込みの清らか美肌

「リアルに見られる日こそ、美肌を印象づけたいから、トレンドのラベンダー下地中心の肌を取り入れてみては。ラベンダーは色白感を出す補整力が高く、下地として薄めにのばしておくだけで、上からファンデーションをのせても、肌奥から抜けるような透明感を主張して清らかな雰囲気に。食事以外のときはマスクをつけているとすると、見えるのは顔の上半分だけなので、ファンデをつけるのはそこのみ。たとえマスクについてしまっても、目立ちにくいのがもうひとつラベンダーのいいところです」（中山さん）

【How to】

【使用＆おすすめアイテム】

A．ジルスチュアート｜イルミネイティング セラムプライマー

ピンクみがあるラベンダー。

B．エレガンス モデリング カラーアップ ベース【モデル使用】

やや青みが強い色白印象に仕上がる。

C．カネボウ化粧品 ルナソル｜フュージングオイルグロウ【モデル使用】

D．ランコム｜タン クラリフィック マーブル コンパクト

【3】5アイテムで作る「素肌風」ベースメイク

【How to】
（1）ピンク下地を顔全体へ
白浮きしないよう、“薄く”塗る。両手のひらにパール粒大のピンク下地をのばしたら、顔の中心から外側（あごの裏側まで）へ、スキンケアを塗るように素早くのばす。小鼻や目のキワなど、細部まできちんとなじませるのもコツ。指でたたき込んでフィットさせて。

（2）ファンデーションは中心だけ
米粒大のリキッドファンデーションを両手の中指と薬指の第2関節まで広げ、内→外へのばす。塗るのは、両眉尻の内側の範囲のみ。輪郭には塗らないのが、透明感アップの極意。

（3）お粉をふぁさ～っとブラシ塗り
毛量が多くて柔らかいブラシへフェースパウダーを薄～く含ませ、ファンデーションを塗った範囲へくるくると円を描くようにふわ～っと重ねる。すりガラス風の質感を目指して。

＼メイク下地～フェースパウダーまで完了！／

（4）淡ピンクチークをうっすらと
頬骨の高い所を中心に、シアー発色のピンクベージュチークを楕円状にオン。自然な血色感を与えるのが狙いだから、チークとしては“ちょっと物足りない？”くらいの発色が◎。

（5）ハイライトをちょっと
チークカラーの上部と下まぶたに少しずつ重なるように、少量のハイライトを指でオン。目尻の外側までたたき込んでなじませると、顔だちへ溶け込みながらも立体感がアップ！

＼チークとハイライトも塗りました／

【使用アイテム】

 

B．カネボウインターナショナルDiv. カネボウ｜フュージョンフィット ウェア

保湿力の高いファンデーション。ごく薄膜でカバー。

C．MiMC｜美白ルースパウダー［医薬部外品］

きめ細かいフェースパウダー。スキンケア効果もイン。

D．アディクション｜ザ グロウ スティック

微細パールが輝くハイライト。ソフトな光感。

E．アンプリチュード｜コンスピキュアス モノチークス

淡めピンクベージュのチークカラー。シルキーに色づく。

 

【4】目の下「ハイライト」でフレッシュな透明感を強化

【How to】

【おすすめアイテム】

A．ジルスチュアート｜ブルーム ミックスブラッシュ コンパクト

ほんのりスモーキーなプラム系ピンクの発色が肌の美しさを引き立てる。

B．カネボウ化粧品 コフレドール｜スマイルアップチークスS

2色ずつチークとハイライトをセット。

 

ピュアな眼差しを演出する「6つのアイメイク」

【1】下まぶたの「くすみブルーシャドウ」で華やぎ透明感をGET

「鮮やかなブルーは肌色を選ぶ上、肌色の血色感を奪いがち。くすんだ色合いを選ぶことが、盛らずに華やぐ大切なポイントです」（中山さん）

【How to】

【2】「寒色メタリックシャドウ」で透明感とこなれたムードを演出

【How to】

【使用アイテム】
ザラ｜アイカラー イン 6 レフィラブル アイシャドウ パレット

落ち着いた色と質感で、カラフルだけどなじむ6色セット。

 

【3】透明感を引き出す「合わせ技」

【How to】

【使用アイテム】
C．コーセー ヴィセ アヴァン｜リップ＆アイカラー ペンシル

明るくパッと華やぐターコイズブルー。ぼかせばアイカラーとしても。

 

【4】「ラメマスカラ」で透明感、印象度UP

【BEFORE】

【AFTER】
瞳に光が入り、目元の透明感、印象度が急上昇。シンプルなメイクにこそむしろ映える！

＼1点投入でここまで変わる！／

【How to】

【使用アイテム】
ダズショップ｜マルチプルーフラスティングマスカラ

シルバーやシャンパンカラーの偏光パールを高配合。まつげをセパレートしながらラメをたっぷりのせるのに最適な、固めのストレートブラシを採用。

A．エレガンス クルーズ｜アイカラー プレイフル

B．コーセー ファシオ｜パーマネントカール マスカラ WP（ロング）

【5】儚げな透明感を演出する「ローズメイク」

【How to】

【6】「キラキラシャドウ」で目元の透明感を引き出す

【How to】

【使用アイテム】

A．カネボウ化粧品 ケイト｜スーパーシャープライナーペンシル

深みのある黒。極細だけれど安定感のある楕円芯で描きやすい。

B．カネボウ化粧品 ケイト｜パーツリサイズシャドウ

上側のベージュブラウンは骨格に溶け込むかのよう。

C．ジルスチュアート｜アイジュエルデュー

輝度の高い大粒のパールがぎっしり。

 

透明感を引き出す「4つのチーク＆リップテク」

【1】透け感がかわいい「キラミルキーリップ」

【BEFORE】

【AFTER】
違うリップ？というくらいの変貌ぶり。白いフィルターの奥に血色感が透ける、独特の奥行きが上級者っぽい！

＼1点投入でここまで変わる！／

【How to】

【使用アイテム】
ジルスチュアート｜ルージュ リップブロッサム ペタルグロウ

美容オイルをたっぷり配合したリップは、乾燥対策に塗りたくなる程のみずみずしさ。ピンクパールを高配合したクリアな発色感で、さりげなくかわいげをトッピング。

D．パルファム ジバンシイ｜ローズ・パーフェクト

【2】「透けピンクチーク」で透明感をプラス♪

「極薄のヴェールをふわりとまとうような気持ちで、そっとなじませるのがポイント。アイメイクとリップも淡い色で統一すると淡チークでも地味に見えず、肌の透明感までぐっと底上げするエアリーな血色がかないます」（河嶋さん）

【How to】

【使用＆おすすめアイテム】

A．パルファム ジバンシイ｜プリズム・リーブル・ブラッシュ【モデル使用】

人気チークが進化。微粒子パウダーでピュアな血色感を実現。

C．アナ スイ｜チーク コンパクト

透け発色なら下側のピンクを。

 

【3】「ラベンダーチーク」をふんわり入れて透明感UP

「ふんわり広く入れ肌ごと透明感アップ」（paku☆chanさん）

【How to】

【使用アイテム】
クリニーク｜チークポップ

肌に透明感をもたらす青みピンク。粉質が細かく、なめらかなつき。

エレガンス｜ラ プードル オートニュアンス

【4】肌の透明感を引き立てる「チェリーピンク」

「肌の透明感を引き立てる青みのある“チェリーピンク”は、艶やかな質感がポイントに。青みピンクをマットな質感にしてしまうと、古い印象になりがちなので要注意。また、チークは頬から鼻筋の高い位置までつなげると、肌との一体感が高まり、自然なのに生き生きとした幸せ顔に♪」（高橋さん）

【How to】
（1）チークは適量をスポンジにとり、涙袋の下辺りに丸くポンポンと入れて。スポンジに残った分を鼻筋の高い位置にも軽くのせると、肌に溶け込むようになじませて見せる効果が。

（2）鮮やかな色味のリップをあえて自分の唇よりもひと回り大きめに仕上げると、華やかに。 特に、下唇を少し大きめに塗ると、ぽってりとしたキュートな唇が完成。

※価格表記に関して：2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。