
「この占いでどう動くかを決める!」という声も多く聞く程、さまざまな業界の経営者に芸能人、
ファッションや美容のプロから絶大な支持を誇る、ファッション&占いエディター青木良文さん発「エレメント占い」。
大人がよりスムースにスマートに、そして美しく生きるためのヒントにあふれています。
2020年に始まったとされる“風”の時代は、その前におよそ200年続いた“土”の時代と比べて、
情報とコミュニケーションや内面など「目に見えないもの」が大切になり、
所有からシェアへ、他己評価から自愛へと、生き方の軸も変わってきました。
その時代感覚にフィットする感性が完成するといわれている、新たな2026年はどんな1年になるでしょう?
1年を通じてのテーマや幸運を引き寄せるラッキービューティアクション、さらに
各エレメント別の運勢や開運月、パワースポットなど盛りだくさんにお届けします!
感情の年である2026年のテーマはずばり、「愛」。
自己愛ではない「自愛」ができる人程、愛される存在に。
一白水星が中宮に入る2026年は、“水”の気が巡る1年です。
特に、女性は“水”の気でできているといわれているので、その人がたっぷりの
“水”の気であふれていると、どんなパーツも潤い、みずみずしい透明感にあふれ、
若々しい美しさと共に、しなやかに“愛される”存在となれます。
“水”の年は9年間のサイクルに1度しか回ってこないので、
“水”の気を集中的にチャージできるのは近年でこの1年間だけ。
そのキーワードを知り、ラッキーアクションを積極的に行って
“水”の気を増やしておくことが運気アップのポイントです。
“水”の気が司る2026年のラッキーアクションとして、まず注目したいキーワードが「感情」を整えること。
喜怒哀楽、さまざまな感情があるけれど、感情的にならず気持ちが上向きに安定している程、
自分にも相手にも心地良いことから、気にかけてほしいのが日々の“機嫌”です。
いつも“ご機嫌”な人は、人に好かれますよね。家族でも友人でも、できるならご機嫌な人とずっと一緒にいたいし、
きっと日常にも良いことがたくさん起こるはず。
その一方で、職場やご近所さんなどに、いつもイライラしていたり、感情が読めなかったり、
人に当たってくるような不機嫌な人がいませんか。それはもう、立派なハラスメント行為ですよね。
物事のスピードが信じられないくらい早くなり、焦ることも多い毎日ですが、自分で自分の機嫌を上手にとって、
できるだけ“ご機嫌”でいること、“ご機嫌”な態度で人と接すること。
人間関係も、一緒にいると機嫌が良くなれる人を選んで良い時代です。
自分をご機嫌にしてくれる人を見極めて、人付き合いの基準を整えると、
さらに自分も機嫌良く毎日を過ごしていけそうです。
感情の高まり=愛であることから、今年は「愛」の1年といっても過言ではありません。
恋人や夫婦間はもちろん、家族愛、友情、推し活、ペット…何でも良いので、愛し愛されること、
愛を感じること自体がラッキーなので、自分の“愛”を強め、在り方、環境を整えてみて。
ただし、嫉妬や恋愛のもつれなど、ネガティブ方向に感情が傾かないように。
わくわくする穏やかな愛情を持つようにすることで、“水”の気が増えていきます。
その愛の中で、今年最も大切にしたいのが、「自愛」=SELF LOVEです。
「自愛」とは、自分を大切にすること、自分らしく生きることを指します。
自分を大切にしていれば、周りからも大切にされる。例えば、キレイでいるために自分をケアすることもそうで、
キレイになれば周りからも大切にしてもらえるでしょう。
つまり、正しく「自愛」ができると、人からも愛されます。そうして心が満たされた先には、見返りを求めない
無償の「利他愛」も生まれて、この世に本物の愛の好循環が育まれていくでしょう。
注意したいのは、「自愛」を「自己愛」と勘違いすること。これは意外と多いようです。
「自己愛」とは=SELFISH、自分の欲望を満たすことで、これを間違えると“水”が淀んでしまいます。
他人軸で動いていた土の時代から、風の時代を象徴する「自愛」という考えは、ここ数年で急速に定着し、
体現できる人も増えていますが、あなたはどうですか?
まだであれば、今年、ぜひ自分の“愛”の概念と真剣に向き合って、今年こそ「自愛」をマスター!
心が愛で満たされることで、上塗りではない内面からの潤いがあふれてきます。
そんな2026年は、ラッキーモチーフも♡。お気に入りの小物やアクセなどを見つけて、「自愛」のシンボルにして。
このページを包み込んでいる、清らかな青みのあるさくらピンクが代表的なラッキーカラーなので、
ピンクの♡が“最幸”を引き寄せてくれるかもしれません。
ラッキービューティアクションは、“水”の気を司る「夜」の時間を充実させること。
バスタイムのセルフトリートメントや、とっておきの入浴剤やバスソルトを湯船に入れて良い水に触れるのも
素敵ですし、今年絶対に取り入れてほしいのが睡眠美容。
同じ睡眠時間でも、寝具やパジャマから睡眠ギアなどにこだわって眠りの質を上げると、脳や体をリカバーする
自己修復機能が高まり、頭の働きから肌質、細胞の若さまでが変わる可能性を秘めた、究極のタイパ美容です。
また、「愛」×「夜」の掛け合わせから、性生活を見直してみることや、
体調だけでなく感情をも左右する“ホルモン”のことを学んで、バランス良く生きる方法を実装するのもおすすめ。
月光浴や薔薇の花を飾ること、ローズやジャスミン、リリーのフレグランスをつけることも“水”の気を増やしてくれます。
文字通り、キレイな「水」をふんだんに取り入れることも、もちろん今年のラッキーアクション。
上質な水や白湯を飲んで体内の水を増やすこと、肌・髪・唇の保湿を徹底して外見を潤いで満たし
つややかにすること、どちらも大切です。最初にお伝えした通り、女性は“水”の気でできていますから、
乾きを感じさせない“水”の気で満たすことは、若々しくいるためのエイジングケアにも直結します。
2026年から先、3年くらいは大きく「美」がテーマになってきそうな気配。
その次の2027年には、美しさを司る“火”の気の1年がやってきますから、燃え盛る火に当たっても枯れてしまわないように、2026年の間にしっかりと“水”の気を蓄えておくと、その先に輝くような美しさが得られそうです。
ファッション&占いエディター青木良文さん
『フィガロジャポン』など多くの女性誌で、最新ファッションの編集・ディレクションを手掛ける傍ら、
各メディアなどで連載する占いが「当たる!」「元気をもらえる」と大人気。
そのほかラジオやトークショーなど幅広いジャンルでも活躍している。
イラスト/green K
デザイン/ネクスト
構成/中尾のぞみ

















