男性の混合肌の秘密！スクラブ＆炭入り洗顔の気をつけるべきポイント｜あきば美容研究生のメンズ美容塾 vol.128

混合肌、と言われてピンとこない人も多いかもしれません。乾燥している部分とそうでない部分が混在している肌質なのですが、これ実は男性にすごく多い気がします。でもケアの仕方に自信があるかと言われたらそんなことない人も多いのではないでしょうか？

というわけで今回はYouTubeチャンネル『プチプラスキンケア研究所』にて美容情報を発信している美容好き芸人のあきば美容研究生が、『男性に多い混合肌の秘密』というテーマでお話させていただきます！質問などがありましたら、インスタグラムのDMからをどうぞ。

実はあなたも？混合肌ってどうしたらいいの？

＼乾燥する部分としない部分がある場合、どんなケアが必要？／

Point

（1）混合肌になってしまうわけ
（2）スクラブや炭入り洗顔の気をつけるポイント

そもそもなぜ混合肌が多くなるのか、という話から始まり、じゃあどうすればいいのか？という話までまるっとしますので、ぜひ最後までご覧ください。

（1）混合肌になってしまうわけ

混合肌という言葉はいろんな意味合いで使われたりしますね。言葉としては「混ざり合う肌」ということなのですが、例えば表面はテカテカと皮脂があるのに肌内部は乾燥している、いわゆるインナードライの肌のことも指したりします。これは水分不足で起きることなのですが、今回僕がお話しするのは同じ顔の中で乾燥している箇所とそうではない箇所が混在している肌についてです。インナードライについてはまたいつかお話をいたします。

乾燥しない（＝脂っぽい）箇所

聞いたことのある方も多いかもしれませんが、こちらはTゾーンです。額から鼻にかけてのゾーンで、皮脂が出やすく脂っぽい人も多いです。手で触ってみたり、あぶらとり紙などを使うとよくわかりますね。一方で、乾燥しやすいゾーンというのはこちらです。

カサカサしやすい（＝乾燥している）箇所

頬から顎にかけてのラインでUゾーンと呼びますね。触ってみるとざらざらしていたり、カサカサしていることもあるので、こちらもわかりやすいかと思います。なぜこのように同じ顔の中で分かれるのでしょう？もちろんそれは皮脂の出やすい箇所などもありますが、日々の中でさらされている環境が違うのです。男性の肌におけるTゾーンとUゾーンの違いってなんでしょう？

ひげ剃りの後にスキンケアしてますか？

そう、男性の肌でUゾーンだけで行われるのはひげ剃りです。もちろん個人差はありますし、女性でも産毛を剃ったりする人もいると思います。ただ男性の方が日常的に髭を剃る機会が平均的に多いかと思います。ひげ剃りって各メーカーさんのCMなどをみているとまるで肌の表面を傷つけることなく、毛だけを根本から剃っているような表現ですが、当然あれはイメージ図。深ぞりが出来るタイプであればあるだけ、もちろんケガになるほどではありませんが、肌の表面を削っているのです。で、それが悪いと言っているわけではありません。問題は表面を削った後のケアです。皮膚の外側には角質という層がありますが、そこに栄養を補給してあげないとダメージを負ったままになってしまうのです。また、化粧水などを使った保湿はしないけど、洗顔だけはする、という人も多く聞きます。洗顔も当然余分な皮脂だけを落とすなんていう器用なことはできませんで、多少は水分も持っていってしまいます。鼻などの皮脂の多い部分に合わせて洗顔を行うと、余計にUゾーンの乾燥は進んでいってしまうわけですね。

つまり、今現在ひげ剃りのあとで何もケアをしていないという方は一旦はどんなアイテムでも構いませんので、しっかりと保湿を行なってください。もちろんシェービング用のクリームなども使った方が肌にやさしくなるので、そういったアイテムも活用してみてくださいね。

（2）スクラブや炭入り洗顔の気をつけるポイント

洗顔の話が出ましたので、男性向けの洗顔料でよく見かけるスクラブタイプや炭入りの洗顔料についてもお話をさせてください。僕は現在35歳ですが、思春期の頃、あるブランドさんのスクラブ系のアイテムのCMや広告などがたくさん流れて、ヒットして多く見受けられました。そしてその頃の印象で今もスクラブ系のアイテムを使い続けている同年代が多くいます。でもそもそも「スクラブ」ってどういうアイテムなのでしょうか？なんとなく汚れがガッツリ落ちるというイメージだけはありますよね。

スクラブとは細かい粒子を含んだアイテム

スクラブタイプのアイテムというのは「細かい粒子を含んだもの」です。洗顔料であればその細かい粒子が小さい汚れを洗い落としてくれます。思春期の頃などは過剰に皮脂が出る人もいるので、しっかり落とすスクラブタイプのアイテムが推奨されたりするのですが、一般的な大人の男性であればそこまで強い洗浄力が必要でない場合もあります。角質を取り過ぎることは、肌を傷めることにもつながるので、使用頻度は多くなりすぎないようにしましょう。

同じように炭の洗顔料にも注意が必要です。炭は冷蔵庫の臭い取りに使われたりもしますが、非常に細かい孔に汚れが吸着して、除去してくれます。それゆえに洗浄力が強いのですが、その後はしっかり保湿をしないと肌のバリアが失われてしまうことになるので、かえって肌が荒れてしまうことにもなりかねません。化粧水などを使って、きちんと水分を押し込んであげましょう。

イメージに惑わされないで

いろんなアイテムがあって、いろんなコミュニケーションがあって、僕たちは日々化粧品にいろんなイメージを持っています。でもそのイメージと実際のアイテムの特性などが違ったり、あなたの肌に合わないアイテムだと美肌から遠ざかっている可能性もあります。きちんと正しく情報を得て、それを活用していきましょう。そのお手伝いを少しでもできるようにテーマを選んでいきますので、この連載もどうぞよろしくお願いいたします。

最後まで読んでいただきありがとうございます！
またYouTube『プチプラスキンケア研究所』でも美容情報も発信してますので、合わせてご覧いただけたら嬉しいです。ではまた次の連載でお会いしましょう！

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