スキンケアニュース
2022.11.15

美肌への近道!肌を劣化させる要因って何?エイジングケアにも|あきば美容研究生のメンズ美容塾 vol.123

エイジング、毛穴、ニキビ、肌あれ…肌に対しての悩みって尽きないものですが、でもそもそも何が悪影響を与えるのかを知っておかないと、それを防ぐこともできませんよね。

というわけで今回はYouTubeチャンネル『プチプラスキンケア研究所』にて美容情報を発信している美容好き芸人のあきば美容研究生が、『肌への悪影響の要因』というテーマでお話させていただきます!質問などがありましたら、インスタグラムのDMからをどうぞ。

なにによって肌は劣化してしまうの?

\肌が劣化してしまう要因のポイントは大きく2つ/

Point

(1)外からの刺激による「外的要因」
(2)体の調子から来る「内的要因」

皮膚に何が影響を与えるかをきちんと把握しておけば、あなたのケアは根本的に変わるかも!?これを押さえて美肌を目指していきましょう♪

(1)外からの刺激による「外的要因」

乾燥

みなさんご存知の乾燥ですね。季節によるものとしてもありますし、エアコンやドライヤーといった家電製品などによって引き起こされることもあります。肌が乾燥してしまうと、角層の水分量が減少してしまいます。すると光を反射する量が低下して、肌がくすんで見えるようになるのです。透明感のある肌は乾燥と無縁ですよね。また、乾燥していく問題はそれだけではありません。肌表面が硬くなり、触り心地が悪くなって、化粧ノリも悪くなるのです。ゴワゴワしてきたなぁーなんていうやつですね。小じわを引き起こし、さらにそれが進行して真皮の構造までくずれてしまうと、大じわに変化していってしまうのです。

酸化

食べ物の話でもしてるんか?と聞かれそうですが、もちろん肌の話です。「酸化」というのは酸素が何かと結びつく働きのことで、様々な物質で起きます。身近なことで言うならば、鉄が錆びたり、バナナが黒くなったり。肌の上でも同じことが起きて、皮脂が酸化すると過酸化物質(肌のさび)へと変化します。それがニキビになったり、真皮のコラーゲン繊維などが攻撃されてハリ・弾力が低下したりもします。酸化につながる活性酸素を発生させる原因としては、大気汚染、ストレス、喫煙、紫外線、食品添加物や古い揚げ物などの食生活、排気ガスなどが挙げられます。

光老化(紫外線)


老化の約80%は紫外線が原因と言われています(米国皮膚科学会)。紫外線によるダメージは皆様も実感することが多いと思います。日焼けは軽度のやけど。ダメージのないわけがありませんよね。その影響は真皮にまで到達し、シミ・そばかすだけでなく、ハリや弾力も奪っていきます。酸化も促しますし、肌の中の水分を飛ばしていくことで乾燥にもつながっていきます。まあ体全体の免疫力も奪っていくと言われています。

(2)体の調子から来る「内的要因」

加齢(生理的変化)

年齢とともに肌が変化していくことはもう仕方のないことであり、避けられないことです。細胞の働きは弱まっていきますし、皮膚全体の活性も低下していきます。肌には本来自らで潤いを保ち、バリア機能の役目を果たすNMFや細胞間脂質などがありますが、それらの力も衰えていきます。ヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンなどを作り出す能力も落ちて、キープもできなくなって、ハリ・しわ・たるみの原因になっていきます。30代の頃で小じわが、40代以降ではだんだんと深いしわが目立つようになってきますので、スキンケアの重要性はどんどん上がっていくことになるのです。やりがいがありますね。

栄養バランス


きちんと考えて食べたりしていますか?僕は肌もそうですし、血圧なども気になるので日々めかぶなどを食べる生活をしています(医者に決められているわけではありませんが)。人間の体は当然食べたものから作られているので、何を食べているかはすごく大事。不規則で偏った食事は肌の状態にダイレクトに影響を与えます。ポテトチップスを食べた翌日にニキビができたりしますものね。バランスの良くタンパク質、食物繊維、ミネラル、ビタミンなどを摂取し、油分と糖分の摂りすぎには注意しましょうね。美味しいですけどね、カロリーの高いものって。

代謝不調

内臓の機能も当然肌への不調につながっていきます。年を重ねていくと血管は硬くもろくなり、血の巡りも悪くなっていきます。肌への栄養ももちろん血液を通して運ばれていきますので、栄養が届かなくなればハリや弾力が低下したり、くすみにもつながっていきます。目の下のくまなどは血行不良によっても起きます。腎臓や肝臓の負担になるのも良くないので、塩分の多い食事や飲み過ぎにも注意が必要です。

ストレス・疲労

日々様々なことでストレスを受けて、それによって体の変化も現れていきます。ストレスを引き起こす原因は大きく4つに分かれると言われています。

\ストレスを引き起こす原因/

Point

(1)騒音や暑さ、寒さ、摩擦などによる物理的なもの
(2)嫌なにおいなどの科学的なもの
(3)細菌やウイルスといった生物学的なもの
(4)人間関係やお金に関する悩みといった社会学的なもの

こういったものから出来るだけ逃げるか、減らすかをしないといけませんが、ゼロにはできないのでどうやって付き合っていくか、ということも大事になっていきますね。

ホルモン

男性も女性も加齢に伴い、ホルモンのバランスは変わります。特に女性には若さを保つと言われているホルモンが2種類あるのですが、それらは両方段々と分泌が減少していきます。卵巣から分泌される卵胞ホルモンは肌の弾力を保つコラーゲンを増やしてくれたり、水分を保持してくれるのですが、30代から段々と減少していきます。もう一方が成長ホルモンです。それは脳下垂体から分泌され、子どもの成長には欠かせないもので、大人の場合は組織の修復に深く関わっていきます。成長ホルモンは寝ているときに分泌が促されるため、とにかく睡眠が大切。しっかり休無ことが必要なのです。さらに女性は生理の前になると黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されるので、その時期に肌の不調を感じる人も多いと思います。どうしてもこれらは仕方のないものですから受け入れて付き合っていきましょう。

要因がわかると安心にもつながる

体の不調と同様、肌に不調が現れた時、なんでそうなったのかを知っておけば少し安心できるかと思います。夜中の食事が原因だと感じたらそれを控えたら良いですし、ホルモンの変化だと分かれば少し時間がかかるんだなと思えたりもするはずです。僕はその上で化粧品にできることをどんどん提案していきますね。そうすればきっと素敵な毎日になっていくのではないでしょうか。その手助けが少しでもできればと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます!
またYouTube『プチプラスキンケア研究所』でも美容情報も発信してますので、合わせてご覧いただけたら嬉しいです。ではまた次の連載でお会いしましょう!

美容好き芸人

あきば美容研究生

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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