お悩み別ケア
2022.6.19

日焼け止めの使用期限は、状態で違う!【注意ポイントまとめ】

意外と余らせてしまいがちな日焼け止め。「とりあえず去年の塗ってるけど、これっていつ開けたっけ…」はNG!せっかくお肌に気を遣うなら、正しく使うのが吉。消費期限を把握して、お肌に優しく効果的に紫外線を予防しましょう♪

目安は6ヵ月! 未開封と開封後の違い

美容家

浅利 晴奈さん

“未開封”の状態で「3年」!

「未開封のアイテムの場合は、薬機法(医薬品医療機器等法)により製造から3年を超えて品質が安定しているアイテムは使用期限の表示義務はないとされています」(浅利さん・以下「」内同)

「いつ購入したのかわからなくなってしまった場合は、メーカーのお客さまセンターなどに問い合わせをしてみるのも良いでしょう。出荷後にも情報が確認できるように、製品には製造番号(製造機号)というものが記載されています。問い合わせをすることで、『いつ作られた製品か』等がわかるようになっています。多くは製品の裏面や底面などに直接印字されています」

“開封後”の使用期限は「6ヵ月以内」!

「開封しているアイテムの場合の使用期限は、一般的にはスキンケアは6ヶ月、メイクアイテムは3ヶ月~1年が目安になるでしょう。開封後のアイテムは、酸化が進み、雑菌が増殖しやすくなります。一般的に油分が多いほど酸化しやすく、水分が多いほど、菌が増殖しやすい傾向にあります」

開封したコスメの使用期限目安
【3ヵ月以内】マスカラ、リキッドアイライナー
【6ヵ月以内】スキンケア、クリームアイシャドウ、クリームチーク、化粧下地、コンシーラー、リキッドファンデーション、日焼け止め、口紅、グロス
【1年以内】ペンシルアイライナー、パウダーアイシャドウ、パウダーチーク、パウダーファンデーション、フェイスパウダー

\ココに注意!/
「なお、未開封の場合も開封の場合も、使用期限を過ぎていなくても、変なニオイがする、変色、分離があった場合は、コスメの寿命ですので、少しでも異変を感じる場合は、勇気を持って捨てましょう」

 

「スプレータイプ」の日焼け止めの目安は3年

エアゾールタイプの日焼け止めスプレーは空気と触れることがないため、未開封・開封後ともに3年が目安。しかし、日焼け止めは毎年技術進化が著しいアイテムなので、1年で使いきるのが◎。ミストタイプのものは未開封で3年、開封後は1年を守って。

 

使用期限はパッケージの表記をチェック!

パッケージを確認!

美的専属モデル・美容研究家

有村 実樹さん


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パッケージには開封後の使用可能月数や消費期限、製造年月日、バッチコードの記載があります。

「化粧品バッチコード」とは?
製造年月日を調べるためのコード。化粧品バッチコードを入力すると、その化粧品がいつ製造されたのかわかるサイトがあります。

\化粧品の消費期限についての動画はこちら!/

これってアウト?セーフ?「劣化」の見極め方

化粧品の捨て時!「2つ」の大きなチェックポイント

【ポイント1】色とにおい


開封したばかりの頃から、「色」や「におい」が変わっているのは劣化のサイン!

【ポイント2】消費期限


直接肌に触れるものなので、しっかり消費期限を守りましょう!

代謝を意識してどんどん回していくのが◎!


古いものをいつまでも使っていると、お肌にもよくありません。消費期限を把握してどんどん循環させていきましょう。

コスメの寿命を縮めない上手な「保管方法」

美容家

浅利 晴奈さん

【1】温度・湿度に気を付ける
高温多湿や直射日光の当たる場所で保管しない。

【2】酸化を防ぐため空気に触れないようにする
空気に触れて酸化が起きるのを防ぐため、フタはきちんと閉める。

【3】常に清潔に、指で触らない
メイク道具を清潔に保ったり、クリームなどは指で取らず、スパチュラなどを使用する。

 

コスメを上手に使い切るポイント5選

【ポイント1】購入した日・開封した日を記録する!
購入した日、開封した日を記録しておけば管理もしやすくて◎

【ポイント2】とにかく使いまくる!

\有村さん直伝!使い切るための「5つ」のコツ/

  1. 少量サイズのものを選ぶ
  2. 開封後、合わないと思ったものはすぐ人に譲る
  3. アイシャドウなどは、本来の発色が出る適量をのせる
  4. 顔用のスキンケアをボディケアにも活用する
  5. 冷蔵庫の保管で劣化が防げるものは冷蔵庫で保管する

パッケージが可愛かったり、購入時に奮発したものだったり、なかなか断捨離できないコスメ。
しかし、お肌のためにも綺麗なメイクの仕上がりのためにも、古いものは使わずに循環させましょう♪

※一部の画像は美的.com公式Youtubeチャンネルより。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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