ボディケア
2012.2.28

エステティシャンの『美の裏技』(19) 老け顔改善!たるみケア前編

みなさん、こんにちは。東京のエステティックサロン「ラピスクーナ」でエステティシャンをしている長澤智子です。今回は、顔に暗い影を作り老けた印象を与えてしまう、「たるみ」についてお話します。

フェイスラインがぼやけたり、目元の垂れ下がりや涙袋、ほうれい線、頬の毛穴の広がりなど、年齢と共に「たるみ」が気になる部分が多くなっていきます。ボディでは、おしりやお腹まわり、ひざなども気になりますね。

「たるみ」は主に加齢の影響が大きいですが、体質や習慣にも左右されます。では、「たるみ」が生じやすい人とはどんな人でしょうか?主なタイプをご紹介します。ご自身で思い当たる部分がありますか?

たるみやすい人とは?
● 皮膚が薄くやわらかい人、肌のキメが細かい人
● 急激な体重の増減があった人
● 無表情な人
● 筋力不足な人
● 肌が乾燥している人
● 糖分を摂りすぎている人
● 姿勢の悪い人
● 生活習慣が乱れている人、睡眠不足な人

筋肉の付き方や骨格によって「たるみ」が目立たない場合もあります。たるみ方も様々で、痩せ型の人は頬や目元がこけやすく、肉付きの良い人はブルドックのように下がりやすいですね。

主な「たるみ」の原因は?
①老化によってコラーゲンの減少やエラスチンの劣化が生じ、伸びたゴムのように肌のハリや弾力が失われる。
②肌の水分を保つヒアルロン酸や天然保湿因子(NMF)が加齢と共に減少。さらに、皮膚の水分蒸発も加わり、肌が乾燥しハリが失われる。
③紫外線によってコラーゲンやエラスチンが損傷を受け、ハリや弾力が失われる。
④糖分の摂りすぎなどによって、糖とタンパク質が結合する「糖化」が生じ、コラーゲンの弾力性を低下させ、コラーゲンやエラスチンの代謝も滞る。
⑤筋力不足から重力に抵抗できず下方向へたるんでいく。
⑥急激な体重の増減により、皮膚の伸び縮みが追いつかなかったり、重たい脂肪を支えきれず重力の影響で下がっていく。

このような原因で、じわじわと肌がたるんでいきます。できることなら、ピンと張ったハリのある肌を保ちたいものですね。次回は、「たるみ」の対策方法についてご紹介しますのでお楽しみに♪

 

<筆者プロフィール>
長澤智子
日本エステティック協会 認定トータルアドバイザー。エステティシャン歴20年。サロン:ラピスクーナ(東京)でエステティシャンとして活躍。得意なサービスは、フェイシャル・ボディーオイルマッサージ。お客様にはパーソナルな対応と技術の提供を心がけています。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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