メイクHOW TO
2021.12.19

セルフの美眉整形は「切らずにする」のがいちばんってホント?真相を専門家に直撃!【美容の常識ウソ?ホント?】

日常生活で生まれる美容の疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は、“眉毛”について。セルフの美眉整形は、「切らずにする」のがいちばん…ウソ? ホント? アイブロウサロンmimeの駒村よしみさんにお答えいただきます。

Q:セルフの美眉整形は、「切らずにする」のがいちばんってホント?

美眉づくりのために欠かせないのが、眉毛のお手入れ。メイクをしながら、つい気になって眉毛を剃る、切る、抜くなど、ちょくちょくお手入れをしているという人も多いのではないでしょうか。しかし、セルフでの眉毛処理はプロから見ると心配なことが多いのだとか…! 本当なのでしょうか。

さっそく、この疑問を駒村さんにぶつけてみました! 果たして答えは…?

A:ホント

「セルフでの眉毛処理は、危険しかないと言っても過言ではありません。mimeでの美眉づくりの基本は、“できるだけ眉毛を触らずに生やす”です」(駒村さん・以下「」内同)

眉毛をハサミで切っちゃいけない理由は?

「アイブロウコームやコーム付きブラシなどを使用して、コームからはみ出た部分の毛をザクザグカットしてしまうと、ナチュラルな毛流れがなくなってしまいます。結果、どんどん美眉から遠のいてしまうことに…」

カミソリを使っちゃいけない理由は?

「カミソリを使用したお手入れは、誤って手が滑ってしまえば、眉毛全体を剃り落としてしまう可能性があります。ぜひとも避けてほしいです」

Point

・アイブロウコームやコーム付きブラシでザクザクとカットしてしまうと、ナチュラルな毛流れがなくなってしまい、美眉から遠のいてしまう。

・カミソリは、眉毛全体を剃り落としてしまう可能性があるため避けたほうがよい

・できるだけ眉毛は触らずに、毛流れを意識して生やすことが重要

眉の上の部分の毛、下のムダ毛も抜いちゃダメ?

「決して抜いてはいけないということはありませんが、“どこまで抜いていいのか?”というさじ加減が分からずに、結果、抜きすぎてしまう人が多いように思います。

骨格に合う眉毛を作ったら、そのラインから上下にはみ出るムダ毛は抜いてOKです」

理想の形からはみ出す長い毛はどうしたらいいの?

「長い毛はカットせずに、毛の長さを生かして毛流れをつくっていきましょう。まず、スクリューブラシで毛流れを整えます。次に、アイブロウジェルといって髪のワックスやスプレーのような役割をもつスタイリングジェルを使用し、毛流れをキープするようにスタイリングを。どうしても長さが気になってしまう…というときは、わずかに毛先のみをカットするようにしてくださいね。

毛をカットしすぎたり、眉毛が抜けて眉の中に穴ができてしまったときも、眉毛に長さがあれば上から被せてカバーすることができます」

セルフでの美眉整形のポイントは?

mimeでは、まずカミソリやシェーバーは封印してくださいとお伝えしています。基本的にカットはしないこと。クセがありどうしても流れない毛があるときは、抜くのではなく、はみ出した部分の1本だけを毛先1mm2mmカットするようにしてください。実際にサロンでも、ほとんどカットはしません。不器用さんほど、メインのお手入れツールは、毛抜き一択がおすすめです。

また、眉毛のお手入れをするときはノーメイクでする人が多いと思いますが、ノーメイクでお手入れをしていると、抜くのが楽しくなって、ついつい抜きすぎてしまった…ということも。なので、セルフで眉毛のお手入れをするときは、“メイクした状態”をおすすめします。ある程度眉毛を描いて、そこからはみ出た毛のみを処理するようにすると、お手入れのやりすぎがなくなります」

  • カミソリやシェーバーは封印する
  • 基本的にカットはしない
  • クセがありどうしても流れない毛があるときは、はみ出した部分の1本だけを毛先1mm、2mmカットする
  • セルフで眉毛のお手入れをするときは、“メイクした状態”で、はみ出た毛のみを処理するのがベスト


アイブロウmime サロンマネージャー

駒村 よしみ

文/木土さや

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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