メイクHOW TO
2018.11.1

人気H&Mが実践!流行の「グラデリップ」は“チュー”の口で塗れば間違いなし

目元に次いで悩みが多いリップ…唇の色や形の悩みはメイクテクでカバーできるんです! 今回は美容のプロにリップのメイクテクニックを教えてもらいました。

口紅の発色が今イチなら唇用下地を活用せよ

「ティント効果のあるリップケアアイテムを使うと、血色感がアップして口紅がキレイに発色します。今はいろいろな種類の唇用下地があるので、色悩みに合わせて選んで」(レイナさん)

唇の色が薄い人は…
201811glipcarebiko81304
レイナさんのお気に入り。
(右)唇がもつ水分によってピンクに色づき、潤いを与える。
アディクション ストールンキス エンハンサー ¥2,800

(左)ピュアに発色してさりげないツヤをオン。
下地にするなら、03のアプリコットが◎。
イミュ オぺラ リップティント 03 ¥1,500

唇の色が濃い人は…
201811glipcarebiko81301
唇の血色感とくすみを抑えて、透明感を引き出すグリーンの下地。
カネボウ化粧品 KATE CCリップクリームN(カモフラ) 08 ¥400(編集部調べ)

濃い色のリップが浮いて見えるなら、ほかのパーツにも赤みをほんのり足す

p138-8
「唇だけ濃い色が浮いて見えるのは、他のパーツに赤みが足りていないから。チークを入れた後、色を足さずにブラシでTゾーンやまぶたをなぞるようにほんのり赤みを差すと、いいバランスに」(レイナさん)

マットリップの縦ジワはスタンプ塗りで解消

p138-3
「マットリップの縦ジワ目立ちの原因は、ベタッと塗っているせい。量も多いと思います。指の腹にとり、ポンポンッと軽くたたくように色づけると、ラフな感じで今っぽい!」(レイナさん)

リップライナーを使えば、理想の形が作れるだけでなく口紅のモチもアップして便利

「今どきのリップライナーは、口紅をスリムにしたような柔らかな感触。理想の形に縁どったり唇を塗りつぶせば、次に塗る口紅のモチもアップするから、1本はもっていて」(レイナさん)

\どんな口紅の色とも相性がいいのは、この2本!/
p138-10
(右)色白さんにおすすめ。美容賢者の愛用率が高いピンクベージュ。
コスメデコルテ リップライナー BE821 ¥3,500

(左)色黒さんにおすすめ。輪郭のくすみまでカバーしてくれる、鮮やかなローズピンク。
MiMC ミネラルリップライナー 04 ¥2,800

流行のグラデーションリップは、チューの口で塗ると簡単

p138-2
「グラデーションリップは、唇の内側から輪郭に向かって、色が淡くなっていく塗り方のこと。唇を突き出して中央に口紅を塗り、周りを指で軽くたたいてぼかすとうまくいきます」(レイナさん)

唇に立体感が欲しいなら、顎に光を仕込むといい

p138-6
「グロスや口紅で立体感を出しにくいなら、あごを光らせるとぷくっとした唇に見えます。光を入れる部分は、下唇の中央下とあご先の間」(レイナさん)

p138-12
肌に溶け込み、自然な光を放つ練り状のゴールドハイライト。メイクの上からでも、手軽にツヤを足せる。
エトヴォス ミネラルハイライトクリーム ¥3,500

輪郭がにじみやすいなら、ティッシュオフ+パウダー抑えのW仕込みを

p138-7
「輪郭がにじんでいると、疲れた印象に。にじみの原因は油分なので、ティッシュオフしてパウダーで抑えてからリップメイクを。にじみにくくなります」(レイナさん)

自分に似合う口紅の色は、顔色がパッと明るくなるもの

p138-1
「自分にどの色が似合っているかわからないときは、口紅を塗ったら鏡から少し離れて顔全体を見て。パッと明るくなったと感じたら、それがあなたに似合う色です」(レイナさん)

唇が厚くて悩んでいるなら、赤みのないセミマットなベージュをチョイス

「通称“タラコ唇”の人は、白っぽい膨張色は避けて。赤みが少なく、肌になじむベージュ系だと目立ちにくくなります。また、グロスなどのツヤはぷりっとしてしまうので、セミマットな質感がいいですよ」(レイナさん)

唇が薄い人は、上唇をリップライナーでハート形にするとふっくら見える

p138-5
「上唇の輪郭ラインを、ハートのような丸みを帯びた形にすると、ふっくら感がアップします。膨張色であるベビーピンク系の口紅を塗るのも、ふっくらと見せるコツ」(レイナさん)

輪郭がにじんでどこかわからないなら、唇の上下の角度が同じになるバランスが◎

p138-4
「口角下辺りは、どこが輪郭なのか、わかりにくいことも。それなら、口角上のラインと同じ角度で広がるように合わせると、理想的な上下バランスになります」(レイナさん)

 

お話を伺ったのは…
大人の肌を輝かせる達人
ヘア&メイクアップアーティスト レイナさん

 

『美的』11月号掲載
撮影/横山翔平(t.cube/人物) ヘア&メイク/レイナ スタイリスト/水原雪葉 モデル/江藤亜鈴 構成/越後有希子、小内衣子(PRIMADONNA)

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事