メイクHOW TO
2023.1.7

人気H&M・KUBOKIさんの春メイクプラン|80年代の気分を現代風に♪ どこか懐かしいのに新鮮さを味わえるメイク

春の新色コスメ情報が続々と到着する中、人気ヘア&メイクアップアーティストのKUBOKIさんがイチ早く試しました♪

春メイクプラン申告|KUBOKIさん「レトロミックスが気分」

’80年代の気分を現代風に解釈。最新の色と質感で“今”の顔に!


「’80年代といえばやっぱり青み!」

ファッションやメイク、生き方も、いつの時代も円を描きながら前に進んで行く。ループの中で前にも後ろにも行きながら、過去に良かったものをオマージュして、昔のままではなく、アップデートしながら進んでいっている。

そんな風に思う中で、僕の今の気分は’80年代。

刺激的でパワーにあふれていたあの時代。すごく勢いがあって、次々に新しい流行が生まれたあの時代のあらゆることが、ずっと眩しく映っていて色も攻めていた時代ですね。

アースカラーやニュアンスカラーなんてなくて、原色や蛍光色があふれ、青みピンクの口紅とかね。今みたいにイエベ・ブルベなんて概念もないですし、情報もそれほど多くは入ってこないから、メイクの表現も超自由!

’80年代のトレンドをそのまま取り入れたいわけではなくて、あの時代のパワーが欲しい!と思って。

そこで今回のメイクには、’80年代を彷彿させる“青み”のカラーを随所に取り入れてみました。今でいうモーヴピンクですね。リップはTHEな感じの赤や青みピンクではなく、ほんのりマットなブラウン系で今どきな色っぽさとしゃれ感をプラスしました。どこか懐かしいのに、なんだか新鮮!

今のコスメを使えば、色や入れ方がレトロでも絶対に古くはならないのでご安心を。

ヘア&メイクとして、ひとつのメイクを提案させていただきましたが、これをどう受け止め、トライするかスルーするかは皆さん次第。皆さんがどう感じてくださるのか、僕はそれが楽しみです!

パワーあふれる時代のムードを纏いながら、強く美しく、新しいシーズンへ!

 

使用アイテム


A.毛感も表情も今っぽく柔らかに
青みを帯びたライラックブラウン。
ジルスチュアート ビューティ ニュアンスブロウパレット 05 ¥3,520(限定品)

ニュアンス ブロウパレットの詳細はこちら

B.イエベ肌にも似合う透ける青みピンク
モーヴピンクとオレンジ、光が揺らめく光カラーなどをセット。
カネボウ化粧品 ルナソル アイカラーレーション EX28 ¥6,820(’23年1月20日限定発売)

アイカラーレーションの詳細・購入はこちら

C.血色を感じさせてこびない色気を
スフレマットな質感のココアブラウン。
イヴ・サンローラン ルージュ ピュールクチュール ザ スリム ベルベットラディカル 312 ¥5,500

ルージュ ピュールクチュール ザ スリム ベルベットラディカルの詳細・購入はこちら


D.テラコッタブラウンを上まぶたのキワに点線状に入れる。
セザンヌ ジェルアイライナー 90 ¥550

ジェルアイライナーの詳細はこちら


E.上まつげだけにさらっと塗って、漆黒のツヤと長さをプラス。
ランコム ラッシュ イドル ウォータープルーフ 01 ¥4,980

ラッシュ イドル ウォータープルーフの詳細・購入はこちら


F.チークは目元のモーヴピンクとリンクさせて、肌とのつなぎ役に。頬の内側からふわっと。
SUQQU メルティング パウダー ブラッシュ 105 ¥6,050(’23年1月20日限定発売)

メルティング パウダー ブラッシュの詳細はこちら


G.偏光ピンクが揺らめくシアーホワイト。
アディクション ザ ネイルポリッシュ L 138P ¥1,980(限定品)

ザ ネイルポリッシュ Lの詳細・購入はこちら

 

メイク方法


(1)モーヴピンクの眉で表情を今っぽくあか抜け
Aの中央のモーヴピンクをメインに、右側を少し混ぜてとる。毛並みを整えながら全体にふんわりのせていく。


(2)オレンジを下地にすればモーヴピンクがなじむ!
Bの右上をアイホール全体になじませてから、左下を上まぶたのキワに沿ってのせていく。下まぶたも同様に。


(3)唇の輪郭を縁どってリップの存在感をアップ
Cはリップブラシで。唇の輪郭を丁寧に縁どってから、全体にしっかりめに塗り、色っぽさと強さを感じさせて。


(4)上唇の山の部分をぼかして抜け感を出す
唇の存在感は欲しいけれど、浮きすぎると古い顔に。上唇の山の部分を指で軽くなじませて、今どきな軽やかさを。


「昔のメイクを再現しても、最新コスメを使えば絶対に古くならない」

 

教えてくれたのは…
ヘア&メイクアップアーティスト KUBOKIさん
男性目線の美の感性とロジカルな思考、ヘア&メイクとしてのスキルやセンスに加え、美容師としての経験を生かし活躍。美的YouTubeで連載中のメンズヘア&メイク座談会が大人気!

 

『美的』2023年2月号掲載
撮影/野田若菜(TRON・人物)、広瀬美佳(静物) ヘア&メイク//KUBOKI(ThreePEACE) スタイリスト/Toriyama悦代(One8tokyo) モデル/松木育未  構成/松村有希子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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