メイクアップニュース
2014.8.14

これが美的流「身だしなみメーク」です!

自分では〝正解〟と思っているメークに、実は大きな落とし穴が! 「痛い」「話しかけにくい」「不自然」と思われない秘訣とは?

 

男性の美容ジャーナリスト加藤智一が指南
清潔感を意識して、人から「話しかけられやすい」顔に

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美容ジャーナリスト
加藤智一さん

女性以上の鋭い審美眼をもち、あらゆるビューティ事情をフォローする男性の美容ジャーナリスト。新著『思わず触れたくなる美肌をつくる身だしなみメイク』(講談社)が好評発売中。

 

「コスメマニアの人程、トレンドを追いすぎたり、盛りすぎたり、勘違いに陥っていたり…実はメークが独りよがりになってしまう傾向が。メークが大好きという『美的』読者の方も1度、普段のメークを見直してみてほしいんです」と加藤さんは語ります。

「メークは本来、自分自身の表情や雰囲気をより魅力的に見せるためのもの。でもそこに濃すぎる色や不自然な強調感が加わったり、雑さがにじみ出てしまうと、逆に顔がキツく見えてしまい、相手に緊張感や不快感を与えてしまいます。メークでトレンドを追ったり、個性を発揮するのは悪いことではないのですが、初対面の人と接するときや仕事上の大切なミーティングのとき、カレのご両親と会うときなど、相手とうまくコミュニケーションを図りたいときは特に〝身だしなみメーク〞を取り入れて欲しいと思います」〝身だしなみメーク〞とはトレンドよりも清潔感を、インパクトよりもバランス感を重視した大人のためのナチュラルメーク。疲労感や薄幸感、ズボラさを拭い去って、人から話しかけられやすい〝柔和な印象〞に見せるメークです。「〝身だしなみメーク〞をマスターしておけば、どんなシーンでも万人ウケする愛され顔になれます。さらには、疲労感が肌や表情により如実に表れてくる10年後も、きっと印象美人でいられるでしょう」

 

NG! 強調しすぎたアイライン、〝頑張ってます感〟がバレバレで痛い」

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目をパッチリ見せようとくっきり太く、目尻をはね上げるように描いたアイライン。コワイし、逆に目が小さく見えてメリットなし!

 

NG! 「うまくぼかせていない〝おてもやんチーク〟は適当な人という印象に」

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チークには顔色をイキイキと見せてくれる効果が。でもボテッとムラづきしていると、効果半減どころか、洗練されていない印象に…。

 

NG! 「グロスを重ねすぎてテカテカ。そんな唇、誰も求めていません!」

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通称〝唇オバケ〟。グロスを盛りすぎてギトギトの唇は、セクシーの押し売りもいい所! 男性もそんな唇、キライです!

 

 

身だしなみメークで……

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パーツを強調するのではなく、全体のバランスを大切に

 

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横から見てもキレイ。細部までこだわることこそ〝身だしなみ〟

 

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清潔感やフレッシュさを意識すれば、どんなシーンでもうまく行く!

 

次回からは〝身だしなみメーク”のコツをレクチャーします!

 

 

撮影/青柳理都子(人物)、久々江 満(静物) ヘア&メーク/佐伯エミー(f-me) スタイリスト/角田 薫 モデル/三枝こころ デザイン/最上真千子 構成/門司紀子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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