メイクHOW TO
2017.4.17

ツヤとマットの質感を使い分ける!小顔ベースメイク術

〝フェースラインは全部シェーディングすればOK〟〝チークで顔型はコントロールできる!〟〝ハイライトで鼻筋を通せば立体感が出る〟…正しいと思っていたその小顔テク、実は間違っている可能性大というヘア&メイク・松井里加さんのおすすめワザをご紹介します!

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\松井里加さんが教えます/

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モード誌やファッション誌を中心に活躍するヘア&メイクアップアーティスト。繊細で透明感あふれる肌作りと大人っぽくセンスを感じさせるポイントメイクが好評。A.K.A.所属。

 

小顔ベースメークをすることでパーツが際立つ美人顔に

すっぴんの延長のようなさりげないメイクで、すっぴんより明らかにレベルアップした美人顔になりたい──。そんな私たちのキモチに刺さるのが、松井里加さんのメイク。色や質感をごく薄く繊細に重ね、〝メイクがキレイ〟ではなく〝顔だちがキレイ〟と思わせるテクニックに定評があります。その秘密を聞いてみると、「肌作りで骨格の立体感を自然に強調し、輪郭も引き締めて、小顔に整えています。そうすることでパーツも際立ち、美人に見える効果があります」という回答が。その考え方の基本から、使うべきアイテム、具体的なメソッドまで、詳しく教えていただきましょう。

 

松井流・小顔メークのコツはツヤとマットの使い分け
小顔ベースメイクというと、濃い色のシェーディングや白っぽいハイライトなど、色でメリハリをつけることを想像しがち。
「もちろん色の効果も使いますが、それだけに頼ると不自然に。質感による自然なメリハリ効果を取り入れましょう」(松井さん)

 

ざっくり塗らず、質感を繊細に塗り分ける

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ツヤとマットという質感の差で小顔効果を生み出すコツは「繊細に入れること」。シェーディングは輪郭にざっくり入れるのではなくチークの下に細く入れる、などコツがいっぱい!

 

まず、質感を意識したアイテム選びを

①顔全体と高い部分にはツヤのあるものを

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肌にツヤがあると健康的に見え、さらに光を反射して立体感が出ます。そこでファンデーションはツヤのあるものを選び、さらに高い部分にはオイルタイプの自然なハイライトをオン。

 

②フェースラインやくぼんだ部分にはマットな質感のものを

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ファンデーションでツヤ肌に整えた後、マットなフェースパウダーを輪郭だけになじませたり、マットなシェーディングをくぼんだ部分に入れることで、質感の差による自然な陰影が。

 

 

美的5月号掲載
撮影/中野祐美(A.K.A.・人物)、松本拓也(静物) ヘア&メーク/松井里加(A.K.A.) スタイリスト/武政(人物)、山本瑶奈(静物) モデル/藤野有理 デザイン/増田恵美 構成/大塚真里

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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