ボディケア
2012.12.31

正月太りしないために!年末年始の「太らない食べ方」黄金ルール

体を温め、代謝を促す食事で太らない体に!
正月太りヘビーな外食が続く年末年始は、油断すると体重2〜3㎏増はあっという間。とはいえ、太らないために食べない、飲まないでは、周囲に失礼だし、自分のストレスも大きいものです。

「ストレスを伴うダイエットはかえって逆効果。そもそも代謝がスムースなら、食べた分を体にため込まずにすみます。ところが精神的にピリピリした状態だと、酵素の働きが乱れ、代謝を低下させてしまうのです」とは、体と心の双方からのダイエットを提案する管理栄養士の平野美由紀さん。

まず大切なのはリラックスして体を温めることだそう。「おすすめは、食事の前に温かい飲み物を胃腸に入れること。ホッとすれば心や体の緊張がほぐれ、体温も上がり、代謝を促すことができます。もちろん食事中も、体を温めるものからとるのが基本。また、食物繊維が豊富な海藻や野菜を先に食べるのもポイント。後にとる糖質やアルコールの吸収を抑えてくれる上、それらをよくかんで食べているうちに脳が満足し、食べすぎを防げるからです」(管理栄養士/食デザイナーズ主宰 平野美由紀さん)

 

正月太り【年末年始食べ方の心得】
1.イベント前にホットドリンク+深呼吸
仕事の緊張を引きずったままイベントに突入すると、ストレスから過食に走りがち。できれば会場に向かう前に、温かい飲み物でひと息つきながら深く呼吸を。筋肉が緩み、体温がUPし、その後に食べた物やアルコールの代謝もスムースに。

2.常に体を温めるものを食べる
魚、肉、豆類などのたんぱく質は体を温めるため、しっかりとること。温かいものは冷めないうちに食べましょう。酢のものなど酸味があるものも血行を促して体温を上げるので積極的に!

3.イベント後や調整期間は体調に合わせた食を選ぶ
食べすぎ、飲みすぎでむくんだ体に、野菜やフルーツでカリウムを補給。乱れた食生活を野菜中心+たんぱく質の基本に戻すことも大切。腸の疲れを癒す発酵食品もおすすめ。

4.常によくかんで食べる
ゆっくりよくかんで食べれば満腹感を早く得られ、食べすぎ防止に。しかも、海藻→野菜→たんぱく質の順で食べれば、糖質の吸収も緩やかになります。

 

おいしそうな料理がズラリと並ぶイベントの席で、食べる量を制限するのは難しいもの。でも、食べても体にためない食べ方のコツや調整法を知るだけで、体重増加のリスクは激減します。

上手に食べてイベントシーズンを乗り切りましょう!
(詳しくは美的2013年2月号に掲載)

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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