2017年は愛され美人になる! はあちゅう流キレイの磨き方
慶応義塾大学在学中にブログを立ち上げ、「クリスマスまでに彼氏をつくる」「世界一周をタダでする」などのプロジェクトを進め、カリスマ女子大生ブロガーとして話題になった後、電通のコピーライターなどを経て、現在はブロガー・作家として活躍されているはあちゅうさん。
美的読者と同世代の女性でもあり、美容法はもちろん、心のコントロール法や、人生における目標の立て方など、気になるテーマについてお話を伺いました!
■体と心の状態を見極めて、自分の生活スタイルに合った美容法を編み出し続ける
―はあちゅうさんは、今年30歳を迎えられたとのこと。美容面で20代の頃と変化を感じることはありますか?
30代になってから、小ジワやくまが気になるようになりました。テレビに出演したときや写真撮影をしていただいたときに、自分の顔を見ると目周りが気になって。美容家の方に相談したところ、「とにかく、保湿をしっかりするように」というアドバイスをいただきました。それから意識して保湿を念入りにするようになりましたね。
―愛用しているスキンケアアイテムは何ですか?
今、愛用しているのは、ランコムの「イナジェ トリートメント リキッド」。この化粧水は、とろみのあるテクスチャーがとても心地よくて、どこまでも肌に入っていく感じがするんです! 手にとって肌に伸ばした後に、もう一度なじませてハンドプレスをしています。
あと、午前の執筆時間中にローションマスクをすることが多いですね。朝だと、より肌が引き締まったように感じられるので気に入っています。
―髪もいつもサラサラなイメージがありますが、忙しい中どのようにツヤをキープされているのですか?
元々、髪のくせも強いし、ツヤもなかったけれど、airの木村直人さんに切ってもらうようになってから、髪質がよくなって。カットで髪質も変わるんだなと思いました。カラーは、髪へのダメージが少ないように単色にしています。
木村さんに出会うまでは、色々なところへ足を運んでいたんですが、相性のいい美容師さんに出会えて本当によかったですね。木村さんは私のSNSもチェックして、そのときの気分に合った髪型を提案してくれるので、安心しておまかせできます。
―こだわりの美容習慣があれば、教えてください。
定期的に、ヘッドスパと美容鍼に通っています。ヘッドスパは、表参道のefilに。頭がスッキリ軽くなるとアイデアがどんどんわくような気がして。ジンクスの意味も込めて月に1回行っています。美容鍼は、東京イセアクリニック。その日の体調を伝えると、顔や脚に鍼をしてくれます。こちらの鍼は痛くないのと、最後にマッサージをしてくれるのがいいんです!
―創作活動中は、生活が不規則になることもあると思いますが、食生活で気をつけていることはありますか?
外食の機会も多いので、外ではお肉を食べて、家では野菜を食べるように意識しています。自炊をするときは、素材の味を生かしたシンプルな味つけにしていますね。特に、ほうれん草を食べると元気がでるので、よく食べています。
最近は、コーヒーを飲むと肌が乾燥したり、刺激物を食べると吹き出物ができたりするので、とりすぎに気をつけるようになりました。
■海外生活で知った、自分の個性を肯定することの大切さ
―世界中を旅されたはあちゅうさんの印象に残っている、海外での美についてエピソードはありますか?
私は昔から、目が奥二重で小さくて細いことがコンプレックスでした。人気の女優さんみたいな二重になりたいと思っていたけれど、アメリカ人の友人が「あなたは、アーモンドアイが素敵なのだから、それを誇りに思った方がいい」と言ってくれて。
「あなたにはあなたの美しさがある」と肯定してもらったことで、コンプレックスが和らぎました。
白人の方には白人の、黒人の方には黒人の美しさがあって、同じ基準で測ることはできないし、海外生活を経験したことで、さまざまな価値観を知ることができてよかったですね。
―はあちゅうさんにとって“美しい女性”とは、どのような人ですか?
“自分の軸がある人”はキレイだなと思います。美容法にしても流行に流れされることなく、「これは取り入れるけれど、これは変えない」というように、自分のスタイルをもっている人は美しいと感じますね。
キレイになるためには、まず見た目を変えようとする人が多いと思うけれど、美容に必要なのは自信。内面を磨き、しっかり自分を信じることができれば、自ずと外見が追いついてくると思います。
あと、自分が思っている程、周りの人は自分のことを気にしていないのでは? 自分だと「前髪5cm切りすぎた」と思ってドキドキしていても、意外と好意的に受け入れてくれる人の方が多かったり。あまり不安になりすぎず、「新しい自分を見つけるんだ!」という気持ちで、これからも美容を楽しみたいですね。
■何かを実現するためには、短期の目標を立てて達成感を得ることが有効
―はあちゅうさんの実現力に憧れる人は多くいます。でも、いざ自分がとなると、なかなか最初の一歩を踏みだすことができない人へ、何かアドバイスをいただけますか?
1週間や1カ月など、短期の目標を立てるのがおすすめです。それをひとつずつ達成することによって、次にやらなければならないことも見えてくると思います。長期の目標だと先が見えないことがストレスになりがちなので、目の前のことだけを確実に達成していくのがいい。達成回数を高めて、ちゃんと進んでいる手応えを感じられると、それが自信につながると感じています。
―では、現在のはあちゅうさんの目標は何ですか?
短期では、皆さんから飽きられないために、未経験の分野にも積極的にチャレンジしていこうと、あれこれ計画しています。
長期では、ずっと書き続けていくこと。伝えることで、少しでも誰かの人生に関わったり、読んでくれた人の心を動かせたらと思っています。
さらに、書くうえで心がけているのは、キレイごとだけにしないこと。SNSでも、負の感情を書いている方かなと思っています。世の中はキレイごとだけで成り立っているわけではないと思うので、自分が書くものには、どこかしらちょっとした毒を入れるようにしていますね。
希望を希望のまま伝えるのではなく、絶望も交えて伝えることで、希望がより鮮明になることもあると思うので。
昔は自信をもてなかったけれど、自分と他人は違うということを受け入れられるようになったときから変わったという、はあちゅうさん。
誰かのようになりたいと願うのではなく、自分の魅力を見つけだし磨き続けることで、美しさがにじみ出てくることを教えてくれました。
自分を愛することを意識すれば、自然と自分の行動にも自信がもてるようになるもの。
2017年は、あなたもはあちゅうさんのように、小さな一歩を踏みだしてみませんか?
取材・撮影/美的.com
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