食・レシピ
2019.10.25

鮭に豆乳…ハリ肌食材で! 美容賢者考案のシワ・たるみ予防のレシピ5つ

肌の透明感、ハリ感、なめらかさ、黒ツヤ髪…それぞれを育む食材を積極的にとっていつまでも若々しく!キレイな人たちは“若食べ”レシピを活用しています!今回はシワ・たるみを解消するレシピをご紹介♪ 管理栄養士 麻生れいみさんの解説も必見です。

シワ・たるみ解消レシピ

紫外線によるシワ形成や表皮の水分蒸散を抑制するアスタキサンチンや、コラーゲン合成を促進するビタミンCでハリ肌に! 肌の潤い保持に一役買うみょうがに含まれるゲラニオールも要チェック。

ハリ肌へ導く食材はコチラ

●サケ
●ほうれん草
●パプリカ
●芋類
●ブロッコリー
●みょうが
…etc

粮理家・ウェルネスフードスタイリスト 松見早枝子さん考案「サケと野菜の豆乳グラタン」

「ホワイトソースにサケと野菜がベストマッチ。クリーミーな味にほっこり」

%e5%90%8d%e7%a7%b0%e6%9c%aa%e8%a8%ad%e5%ae%9a-1
アスタキサンチン豊富で、エイジレスな肌を育てるサケを、ブロッコリーやほうれん草と共にグラタン仕立てに。ホワイトソースは女性の美しさや若々しさをサポートする豆乳で仕上げました。

【材料】(2人分)
サケ(甘塩サケ)…2切れ
ブロッコリー…3~4房
ほうれん草…2株
オリーブオイル…大さじ1/2

〈豆乳ホワイトソース〉
豆乳(無調整)…1と1/2カップ
オリーブオイル…大さじ1と1/2
小麦粉(または米粉)…大さじ1と1/2
塩・こしょう…各少量
A[低糖質パン粉…大さじ2、オリーブオイル…小さじ1]
※低糖質パン粉がない場合は、おからパウダー(粗め)、または高野豆腐をたたいて使用。

【作り方】
(1)〈豆乳ホワイトソース〉を作る。鍋にオリーブオイル、小麦粉を入れて弱火にかけ、木ベラなどでかき混ぜながら炒める。豆乳を少しずつ加え、その都度よくかき混ぜる。3分程煮たら、火を止めて塩とこしょうを振る。

(2)ブロッコリーは縦半分に切って2分程ゆでて水気をきる。ほうれん草はさっとゆでて1cm幅に切る。

(3)フライパンでオリーブオイルを熱して、サケを両面軽く焼く。皮と骨を取り、粗くほぐす。

(4)耐熱皿に(1)を半量入れて平らにし、ブロッコリーとサケ、ほうれん草を入れる。残りの(1)を入れて、混ぜたAを散らす。

(5)温めたトースターで表面がこんがりするまで5~6分焼く。

『日本体質改善協会』代表 平林玲美さん考案「黒酢サーモンのねばねば丼」

「ストレス老化からも肌を守るパワー食材で元気な肌をキープ」

5
アミノ酸やビタミンB群が豊富な黒酢とサーモンの相乗効果でハリ感アップ。また、アボカドや卵黄をプラスし、ストレスを撃退するビタミン“パントテン酸”の摂取も狙えます!

「みょうがは循環の促進や利尿作用のある“アルファピネン”という成分も含んでいるから、冷え対策にも◎。」(麻生さん)

【材料】(2人分)
サーモン(刺し身用)…150g
A[黒酢…大さじ1、めんつゆ(3倍濃縮タイプ)…大さじ1]
アボカド…1/2個
モロヘイヤ…2茎
山芋…4~5cm
みょうが…1/2本
卵黄…2個分
もち麦ごはん(または、雑穀ごはん)…2杯分

【作り方】
(1)サーモンは小さめの一口大に切り、Aに10分程つける。その後、アボカドも小さめの一口大に切り、サーモンと混ぜる。

(2)モロヘイヤはさっとゆでて水気をきり、みじん切りにする。山芋は、粗く刻んでビニール袋に入れてめん棒などでたたき、モロヘイヤ、薄切りしたみょうがと混ぜる。

(3)器にもち麦ごはんを盛って(2)をかけ、サーモンとアボカドをのせた上に卵黄をのせる。

美容家 岡本静香さん考案「白身魚のコンフィとたっぷり野菜のペンネ」

「彩り豊かで見た目華やか。おもてなし料理としてもおすすめの1品です」

2
肌の免疫力を高める小松菜などの緑黄色野菜と、良質なオイル、たんぱく質がとれるバランスの良い美肌メニュー。ひと晩置くだけで簡単にできて、ホームパーティにも喜ばれます。

【材料】(2人分)
白身魚(タイやスズキなど)…3切れ
A[オリーブオイル…大さじ2、にんにく(薄切り)…1片、ローズマリー…1枝、塩・こしょう…各少量]
カボチャ…80g
ズッキーニ…1/4本
パプリカ…1/4個
小松菜…2株
たかのつめ…1/2本
白ワイン…20ml
ペンネ(できればグルテンフリー)…160g
レモン(できれば無農薬)…1/2個
塩・こしょう…各少量
パルミジャーノチーズ…少量

【作り方】
(1)保存用ビニール袋に白身魚とAを入れて、冷蔵庫でひと晩置く。

(2)カボチャ、ズッキーニ、パプリカは1cm角に切る。小松菜は1cm幅に切る。

(3)フライパンに(1)のオイルを少し、(2)、たかのつめを入れて炒め、火を通す。塩、こしょうを振って取り出す。

(4) (3)のフライパンをさっと拭き、(1)のオイルを少しと白身魚1切れを入れて両面をさっと焼く。白ワインを入れて、強火でアルコールをとばして身をほぐす。

(5)ペンネをゆでて、すべての野菜と共に(4)に入れ、塩・こしょう、しぼったレモン汁で味を調える。

(6) (5)を作りながら、沸騰した蒸し器で残りの白身魚2切れを10分程蒸す。皿に(5)を盛り、蒸した白身魚をのせて、下ろしたレモンの皮とパルミジャーノチーズを振る。

料理研究家・管理栄養士 関口絢子さん考案「サーモンとモロヘイヤの豆乳スープ」

「野菜の王様、モロヘイヤは栄養満点。とろみのあるスープだから満足度も大!」

1
体内で発生した活性酸素を除去する、女性の美にうれしいスープ。モロヘイヤはカルシウムも豊富で、サケに含まれるビタミンDと一緒に食べることでカルシウムの吸収がさらにアップ。

【材料】(2人分)
サケ…2切れ
モロヘイヤ…3~4茎
パプリカ…1/4個
玉ねぎ…1/4個
A[豆乳…2カップ、顆粒コンソメの素…小さじ1]
オリーブオイル…大さじ1/2
塩・こしょう…各少量
水溶き片栗粉(水大さじ1、片栗粉小さじ2)

【作り方】
(1)サケは骨と皮を取り、2cm角に切る。モロヘイヤは葉を摘んでざく切りにし、茎は2cmの長さに切る。パプリカ、玉ねぎは1cm角に切る。

(2)鍋にオリーブオイルを熱し、玉ねぎ、パプリカ、モロヘイヤの茎を炒める。サケを加えてさっと炒め、Aを加え、サケに火を通す。最後にモロヘイヤの葉を入れてひと煮立ちさせる。

(3)塩・こしょうで味を調えて、水溶き片栗粉でとろみをつける。

トータルビューティアドバイザー 水井真理子さん考案「カラフルパワー生春巻き」

「ストレス老化からも肌を守るパワー食材で元気な肌をキープ」

3
ハリ肌食材のほか、老化の原因となる活性酸素を抑えるポリフェノールの一種“アントシアニン”を含む紫キャベツと、抗がん作用も期待できるブロッコリースプラウトもイン。シャキッとした食感が◎。

「パプリカのビタミンC含有量はレモン以上! 風邪などの感染症に対する抵抗力も強めます。」(麻生さん)

【材料】(2人分)
サーモン(刺し身用)…100g
パプリカ…1/4個
紫キャベツ…1枚
ブロッコリースプラウト(好みのものを)…1パック
ライスペーパー…3~4枚

〈生春巻きのタレ〉
水…大さじ2
ナンプラー…大さじ1
レモン汁…大さじ1
砂糖…小さじ1
赤唐辛子の小口切り…1/2本分
にんにく(みじん切り)…少量

【作り方】
(1)パプリカと紫キャベツはせん切りにする。

(2)サーモンは1cm角に細長く切る。

(3)ライスペーパーをさっと水にくぐらせ、(1)、(2)、ブロッコリースプラウトをのせて巻く。食べやすい大きさに切り、盛りつける。〈生春巻きのタレ〉の材料をすべて混ぜて添える。

 

 

解説してくださったのは…
%e3%81%82
管理栄養士 麻生れいみさん
服部栄養専門学校栄養士科を卒業後、企業の栄養相談や病院の臨床研究においての栄養療法を監修。本企画では、著書『麻生れいみ式 いつ会っても若い人の食べ方の新常識』(主婦の友社)をベースにして、美容賢者がレシピを考案。

%e3%81%84

 

『美的』11月号掲載
撮影/小林キユウ 料理製作・スタイリスト/渡辺ゆき 構成/飯島直子・小内衣子(PRIMADONNA)

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事