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2011.10.20

ジャン=ポール・エヴァンのクリスマスコレクション

ビュッシュ「ミステリユーズ」。 抹茶風味のほろ苦いビスキュイと、フランボワーズを煮詰めたピュレの甘酸っぱさが絶妙です。
ビュッシュ「リュディ」。 ショコラのビスキュイとショコラムース、とショコラづくしのビュッシュ。
ビュッシュ「グラン クリュ シャトーJPH」。 カカオのビスキュイにオレンジとジンジャーのピュレ、ショコラノワールのムースを重ねたすっきりした味わいの逸品。
テーブルセンターピース「ルネッサンス」。 マロンとカシスのガナッシュ入りの、エキゾチックな味わいのマカロン。

ショコラ好きならその名前を知らない人はいない、フランスの名門ショコラティエ「ジャン=ポール・エヴァン」。その2011-2012秋冬コレクションに行ってきました。場所は、日本画の収蔵で有名な、広尾の「山種美術館」。日本や日本文化を愛するジャン=ポール・エヴァンらしい会場でした。

 

この日紹介されたコレクションのメインは、「ビュッシュ・ド・ノエル(クリスマスケーキ)」。この時期、何といっても気になりはじめるアイテムです。東京ではようやく秋らしくなってきたところですが、ショコラ界は一足早くクリスマス! 毎年、テーマをもうけて商品を展開するのがジャン=ポール・エヴァンの常。昨年の「願望」に続き、今年のテーマは、キュリオズィテ=「好奇心」です。いつも、未知なるもの、新しいものへの探究心を忘れないエヴァン氏らしいテーマといえそうです。

新作のビュッシュは、フランボワーズの赤いヴェールで覆われた「ミステリユーズ」、トナカイをかたどった「リュディ」、熟成したワインをイメージさせる木箱入りの「グラン クリュ シャトーJPH」の3つ。どれも、これまで味わったことがないような素材の組み合わせで、「好奇心」というテーマにふさわしい斬新なものです。3つのビュッシュのほかに、もうひとつ注目したいのが、テーブルセンターピース。エスカルゴを模したショコラの台座に、真珠のようなマカロンが抱かれたオブジェのようなたたずまいです。「ルネッサンス」というネーミングにふさわしく、神秘的なスタイルで、聖夜のテーブルを気品で満たしてくれそう。

ところで、この日会場でビュッシュやショコラショをサーブしてくれたのは、全国のブティックから集まったスタッフの面々。タイトな黒のコスチュームに身を包み、無駄のない動きでコレクションを陰ながら支えていました。ショコラのおいしさはいうまでもありませんが、ゲストをもてなす心配りに感激の1時間でした。

■SHOP DATA
ジャン=ポール・エヴァン 伊勢丹新宿店
東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店B1F
03-3352-1111(代表)
10:00~20:00
http://www.jph-japon.co.jp/

*ビュッシュ・ド・ノエルは10/8~、テーブルセンターピースの予約は11/9~スタートします。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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