お悩み別ケア
2022.3.14

コロナ禍でむくみ悩みが急増中! むくみ知らずの美人になるための基本5か条

移動が多い、水仕事、立ちっぱなし…など、むくみそうなお仕事なのに、日々すっきり!そんな美人たちが習慣にしているケアを大調査。今日から取り入れて☆

むくみやすいお仕事の人が実はやってる「私的ベストなむくみケア」

コロナ禍でむくみ悩みが急増中!

ライフスタイルの変化で、むくみ悩みが急増中です!と話すのは、エステティシャンの田中由佳さん。そもそもむくみのメカニズムって…?

「むくみは皮膚の下の細胞に余分に水分がたまった状態。本来毛細血管の内側にある水分が、細胞外液に滲み出して膨張します。さらに、ずっと座っていたり、逆に立っていたり、運動不足で血液循環が滞ることでむくみは加速。そういった職業の人は注意する必要があります」

では、むくみを防ぐには?

「コロナ禍の運動不足やストレスから、関節が固い人が多いので、手首など“首”がつく部分を伸ばすことが大切。また朝むくむ人と、夜むくむ人でケアが異なります。朝のむくみは夜間に冷えて代謝が悪化したり、こりの強い人に多い傾向。そのため関節周りを湯たんぽなどで温め、腹巻きなどで冷やさないように寝ることが大切です。一方、夜のむくみは水分をため込むことが原因なので、お風呂に入って毛穴を開き、水分を出すのがべストです」

そして、むくんでいても水分不足のケースも。

「尿の色でむくみの状態を測れます。色が濃い場合は脱水気味のサイン。冬でも水やイオン飲料を飲んで水分を摂取して。むくみをなくすには生活習慣を正すことが大事ですが、自分の体を知り、できることから始めたいですね!」

これが!顔のむくみ悩みTOP3

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目元|頭のこりと目の疲れが原因

現代人に多い、パソコンやスマホの見すぎがいちばんの原因!眼精疲労に加え、頭皮がこって固くなることによっても目元が重く…。

フェースライン|ドライマウスが密接に関連!

耳の前下方にある唾液腺が詰まってしまうと顔むくみに直結。水分をとったり飴をなめたり、顎関節を意識的に動かすことが重要!

首・デコルテ|猫背姿勢によって鎖骨が消失!?

姿勢が悪く、前屈みの姿勢が続くことで、鎖骨下のリンパが詰まり、首やデコルテのむくみを誘発。冬は特に注意が必要な箇所!

これが!ボディのむくみ悩みTOP4

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二の腕|わきの詰まりがぽっちゃりに直結

実は脂肪はついていないのに、むくみでサイズアップしやすい部分。長時間同じ姿勢でいることで、わきのリンパが詰まっている人多数。

手・足の指先|コロナ禍でむくみが進行!

コロナ禍で自宅での長時間のパソコン作業と運動不足が重なり、血流が末端まで届きにくく、その結果手や足の指までむくむ人が急増。

足首|運動不足で血流が滞りがちに

運動不足によって、ふくらはぎの筋肉が衰えてポンプ機能が低下。足の血液を心臓へ送り戻す効率が悪くなり、象のような足首に…。

ふくらはぎ|自粛生活でよりエスカレート

血行不良のせいで、ひざ関節のリンパが詰まりに詰まっている人、多し。丁寧にほぐせば、するりとサイズダウンするはず!

むくみ知らずの美人になるための基本の5か条!

水は1日2Lを“ちびちび飲み”

腎臓の機能が低下すると水の流れが悪くなり、むくみの原因に。常温の水や白湯を少量ずつ飲んで、流れを正常に。

イオン飲料で細胞のバランスを整える

血液の循環が悪くなっているときは、カリウムの流出を防ぐためにイオン化されたスポーツ飲料などを飲むと◎。

寝ている間も冷えは大敵!

冷えると水分が外に出づらく、便秘にもなりやすいなど負の連鎖が。夜間の冷え対策を行っていない人はご注意を。

ストレッチ&マッサージで関節を柔らかく

運動不足で体がガチガチになり、関節の内側にあるリンパが詰まり放題に。ストレッチしたり流すだけでかなり変化が!

塩分を含んだ入浴剤でデトックス!

冬は汗をかきにくく、水はけが悪くなっているので、運動をするのが難しい人はお風呂で発汗するだけでも効果的。

 

サロン・ド・スウィン オーナー& エステティシャン

田中由佳さん

 

『美的』2022年3月号掲載
イラスト/あべさん 構成/高木美伽

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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