多毛ロングでも頭皮まできちんと洗える！　うねりを押さえてダウンスタイルが楽しめるヘアケアアイテムの使い方【美容賢者の髪コンプレックス解消vol.76】

今月は、連載担当の越後自身がお届け！
「ずっとあごラインのボブスタイルをキープしていましたが、昨年、うっかり美容院に行きそびれたら（苦笑）結べるほど伸びていたので、久しぶりに髪を伸ばし中。若かりし頃は超ストレートの健康毛だったので、正直髪の悩みはなかったのですが、40歳を過ぎてからうねりやパサつきが目立つように。毛量が多すぎる上、長さもあるため、髪を洗うのも乾かすのも面倒に思う中で、最近立て続けに髪悩みを解消してくれる商品と出合いが！　私と同じ髪悩みの人に、今イチオシのアイテムを紹介します」

今月の賢人File

美容ライター　越後有希子

名前：越後有希子（えちごゆきこ）

年齢：42歳

髪質：太くて量が多い。年齢によるうねりもあり。

髪の長さ：バスト上のロング

ヘアカラー：ダークブラウン

パーマ：ナシ

髪コンプレックス：特に後頭部の毛量が多く、頭皮まで洗いにくい。髪を伸ばすようになってから、うねりやパサつきが気になるように。

賢者プロフィール：スキンケアメーカーのPRを経て、美容ライターに。本誌では主にスキンケアやヘアケア、ネイルのページを担当。ネイリストの資格を持つ。10年以上ボブスタイルだった髪を昨年から伸ばし中。ヘアドネーションをするために、31cm以上伸ばすのが目標。

多毛でうねるロングヘアでもダウンスタイルがまとまるヘアケアHow to

 【STEP１】頭皮になじませやすい泡立たないシャンプーを使う

「豊かな泡立ちでわしゃわしゃと洗うのも好きですが、毛量が多すぎるゆえ、気合いを入れて洗わないと、泡滑りして頭皮まできちんと洗えているか不安になることが・・・。なので、週１回は“あえて”泡立たないシャンプーを使います。クリームタイプなら、頭皮までなじませやすいですよ。洗い上がりの毛穴のすっきり感と、髪のしっとり潤っている感の両方を感じられて病みつきになります」

 愛用しているのはコレ！

「３種類のボタニカルオイルを配合したクリームタイプの泡立たないシャンプー。ノンシリコンだから頭皮は軽やかになって、髪はしっとり潤います。コンディショナーやトリートメントを使わなくてもまとまりの良いサラサラヘアに」サボン　ローシャンプー グリーン・ローズ 200ml ￥3,000

【STEP２】頭皮ブラシを使えばサロンで洗ってもらうような爽快感が

「体が疲れていると頭皮が固くなりやすいので、シャンプーをしながら頭皮ブラシでほぐします。髪の生え際から頭頂部へ向かって、頭皮を持ち上げるようにブラッシングするだけで気持ちいい！　顔のリフトアップ効果も狙えます」

愛用しているのはコレ！

「握りやすいコロンとした形の頭皮用ブラシ。硬さと肌あたりの良さがピカイチ！　３年ほど前に発売されてからずっと愛用しているので、コスパも素晴らしい」ウカ　スカルプブラシ ケンザン ￥1,800

【STEP３】ドライヤー前にうねりケアの美容液を塗布

「タオルドライした髪に、うねりケアに特化したヘア美容液をつけます。髪の根元からつけるのがポイント。このあと、髪を軽く引っ張るように伸ばしながらドライヤーを当てると、うねりが激減します！」

愛用しているのはコレ！

「ていねいにブローをしなくても、髪を軽く引っ張りながら乾かすだけでうねりが落ち着くので、面倒だったドライヤー時間が楽しみになりました。強いくせやうねりに悩んでいる人は、同シリーズのシャンプーとトリートメントとのライン使いもオススメ」花王　エッセンシャルflat くせ・うねりときほぐしセラム 120ml ￥1,200（編集部調べ）

【STEP４】重めのトリートメントオイルをスタイリング剤に

「朝のスタイリング時は、日中も髪をケアしていたいので、トリートメントオイルをスタイリング剤の代わりにしています。テクスチャーが重めのオイルを使えば、適度な重さのおかげでパサつきによる広がりを自然にダウン。オイルを手のひらと指の間まで広げて、髪の内側から手ぐしでとかすようになじませると、まんべんなく塗布できて1日中髪が広がりにくくなります」 

愛用しているのはコレ！

「いい意味で重いオイルなので、髪がすんなりとまとまります。多めに使えば旬のウェット感も楽しめて、スタイリング剤としても重宝。顔にスタイリング剤がついてしまうこともあるので、オーガニック製品だと安心です」カラーズ ザ パブリックオーガニック　精油ヘアオイル スーパーリラックス カーミング 55ml  ￥1,600 

【完成！】

ブローをしなくてもするんとまとまりの良い髪に。
毛量が多くてうねりやすい髪質でも、ダウンスタイルを楽しめます。

※価格表記に関して：2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。