上半分の髪をまとめれば手軽にうねりをカバー|扱いにくい“クセ強め”の日に頼れるカジュアルハーフアップ【美容賢者の髪コンプレックス解消vol. 96】
うねりやすいクセ毛の鬼束いわく、「湿度や寝グセによって髪が扱いにくい日は、ハーフアップにします」とのこと。
「クセが目立つのはトップ、サイド、後頭部。ハーフアップなら、その3カ所をすっきり抑えられます。ただ、普通のハーフアップだとエレガントな印象になるので、カジュアルに見えるようにひと工夫しています」。
普段使いしやすい、カジュアルなハーフアップスタイルを教えてもらいました。
今月の賢人File
美的.com編集担当 鬼束真帆
名前:鬼束真帆(おにつかまほ)
年齢:23歳
髪質:太さは普通だが、毛量は多め。うねりやすいクセ毛。
髪の長さ:バスト上まであるセミロング。前髪は口くらいの長さ。
ヘアカラー:ナシ
パーマ:ナシ
髪コンプレックス: 多毛かつドライヘアでクセもあるため、膨らみやすい。毎朝クセの出かたが違うので、スタイリングに悩まされている。
賢者プロフィール:『美的com』にて、本誌の転載や診断記事を担当。コスメの新作発表会で培った知識をフルに活用し、マイベストコスメを模索中。担当している記事はこちらhttps://www.biteki.com/hair/colors/480875
髪の膨らみを抑えるカジュアルハーフアップアレンジHow to
【STEP1】もみあげを多めに残してハーフアップに
「耳の上から後頭部へ斜め上に向かって髪を取ります。この時、もみあげを多めに残しておき、あとで耳にかけます。これが、カジュアルダウンするコツのひとつ」
【STEP2】結ぶ位置を高めにしてフレッシュ感を
「【STEP1】で取った毛束を、後頭部の高い位置で結びます。ヘアゴムで結んだ後に、細いリボンを巻きます。高い位置で結ぶと若々しい印象に。これもハーフアップをカジュアルダウンさせるコツです」
【STEP3】トップの髪をつまみ出して縦ラインを作る
「片手で【STEP2】の結び目を押さえながら、トップの髪を少しずつつまみ出していきます。つまみ出すのはハチとハチの間のみ。頭に縦のラインを作って、顔の丸みをカバーします」
【STEP4】前髪と後ろの髪全体にヘアオイルをつけてまとめる
「仕上げにヘアオイルをつけてツヤと毛束感を出します。ヘアオイルをつけておくと、乾燥による髪の膨らみも防げます」
【完成】
高い位置で結んだハーフアップでフレッシュな印象に。
主張しすぎず今っぽさを引き出してくれる黒いリボンで、大人かわいいハーフアップの完成。
※紹介した商品は私物です。
構成/越後有希子