渡辺佳子のナチュラルコスメ入門(37) アンチエイジングケアに特化!「マロービューティーバーム」のフェイシャルバーム。
「バーム美容」を実践できる日本初登場の「ハーブファーマシー」について、早耳情報の続きです。
コンフリーというハーブを育ててオリジナルの軟膏を作ったポール リチャーズは、自分の畑のさまざまなハーブを組み合わせてヒーリング効果のある軟膏の開発をスタート! というのが前回のアップでした。
日本で「軟膏」というと白い固いクリームを思う人が多いかもですね。
でもここでいう軟膏はミツロウ&シアバターを基材としているので、イエローがかった透明なものが多いイメージです。そこにハーブの色が加わってまた独特の色になっている場合もありますが。このブランドだけでなく、特にヨーロッパの自然ブランドには独自開発のバームを出しているところがとても多いですよね。
瓶の蓋を開けると中が固まっているので、スパチュラで使う分だけ削って取るのですが、指にとって肌に伸ばしていくと体温で温められて次第にオイル状になっていきます。ですので持ち運びは固形で(ほとんどが瓶入り)こぼす心配がないのでオイルより楽。使うときにはオイルになるのでオイル並みの保湿感たっぷりでマッサージも可能。
ということで、昨年のオイル美容人気からバーム美容にも人気が飛び火するのではないかと個人的には予測しています!
前回ご紹介しているハーバルバームは、切り傷や花粉症を考えた特別ケアに向いていますが、今回ご紹介するのは、気になるアンチエイジングケアに最も特化している「マロービューティーバーム」です。
こちらはマーシュマロウとマレインを含んだフェイスケア用バーム。
(左)マーシュマロウ (右)マレイン
マーシュマロウは根に特徴のあるハーブで滋養と保護両方の目的に配合。
マレインはふわふわした毛の生えたハーブで体内の不要物を排出する作用で知られているとか。
保湿アイテムとして、または小じわの部分用に、気になるアンチエイジングケアに最も特化しているバームです。
【マロー ビューティー バーム】
リッチなスキンクリーム処方の贅沢なフェイシャルバーム
30g 4200円(税抜)
さてさて、「ハーブファーマシー」のバーム美容は、リンパマッサージをお薦めしています。
肌が敏感だったり極薄だったりすると、マッサージはよけいな負担になるので避けたほうがよいと言われていますが、皮膚のすぐ下を通っているリンパマッサージは、極力力を入れずなでるようなタッチでよいので、薄い肌の人でも刺激に弱い人でも行えるフェイスケア。
なでるような作法でもしっかり老廃物を出せるので、足のむくみや肩こりなどにも向くメソッドです。
ここでは自宅でできる顔用のリンパマッサージの指の流れを図解で紹介してもらっていますので、ホームケアの参考にどうぞ。
■渡辺佳子プロフィール・その他の記事 https://www.biteki.com/author/watanabeke/
■ブログ 『テクマクマヤコン フルスロットル』 http://tekumaku12.exblog.jp/
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