渡辺佳子のナチュラルコスメ入門（16）日本女性がこだわって作る「アムリターラ」

今回はアムリターラを取り上げます。

皆さんももうご存じかもしれませんが、「アンチエイジングの鬼」ブログでおなじみのカイロプラクターである勝田小百合さんが2008年にプロデュースを開始したブランドです。

今までご紹介してきたものと違うのは、日本女性によって、できる限り日本産オーガニック＆野生種の植物を尊重しようという姿勢で作られていること。

自社で定めた厳しい独自のルールに従って、徹底した自然主義を貫き通していて、それはもういつも感心してしまうほどなのですが、そのこだわりの詳細は次回にご説明するとして、今回は、ちょうど創業月となる今月11月にアニバーサリーを祝う貴重な限定品が販売されていますのでその情報をメインにご紹介しようと思います。

【限定品その１】
天然香水「TARA」

天然香水ＴＡＲＡ — webショップにて11/23まで応募受付の後、抽選で販売。6300円（送料、代引き手数料込み）。

アムリターラでは創業以来、アニバーサリー月に限定の天然香水を発売してきているのですが、今年は、アムリターラの「ターラ」の名前の元にもなっているサンスクリット語の「響き渡る」「星」という意味を持つ「ＴＡＲＡ」という香りを作成。

アルコール分であるエタノールは、無農薬の日本酒「寺田本家の五人娘」を減圧蒸留して得られたものを使い、富士山の湧き水と100％オーガニック＆野生の精油のみで作ったとのことです。１つ１つにシリアルナンバー入りの150個限定。
11／23までのweb申し込み受付で抽選にて販売。
（毎年web上のみの告知ですが、大変人気のアイテムとのこと）

香料はオレンジ油、レモン油、ベルガモット油、ローズ油、ビターオレンジ花油、ラベンダー油、ローズマリー油、フランキンセンス油、スパイクナルド油

★NOTE★　スパイクナルド油について
ヒマラヤからチベットに分布している高さ15～30cmの小型な多年草。花は淡紅色。
茎および根から水蒸気蒸留で精油を得る。アロマテラピーとしては強壮、鎮静、緩下、解熱、抗炎症、殺菌、消臭に良いとされ、眠れない時やストレスの緩和に用いられる。

【限定品その２】
椿セラム

椿油は日本古来より髪につける油として知られてきましたが、ベタつくというイメージがあったかと思います。ところが、勝田さんが鹿児島へ旅したときに、現地の椿油の質のよさ、軽さ、浸透のよさに驚き、そこから開発されたオイル美容液が限定で登場。

私も個人的に別ルートから「椿油なら九州」という話は聞いており、やっぱりねと思った次第ですが、こちらは鹿児島県桜島の日本古来のやぶ椿という品種の種を、加熱せずに搾った一番絞りのオイルとのこと。その種もひと粒ずつ手作業で集められているそうです。

オイルを得る時にたいがいは加熱してしまうのですが、そうではなく、搾油する前も後もまったく加熱せず、油をしぼる完全コールドプレス製法を採用。火山灰や水の少ない土地、強い潮風といった逆境に耐えて力強く咲く桜島の椿の生命力が損なわれずオイルにたくわえられていることでしょう。

淡い色や香り、さらりとした感触、浸透のよさなど美容液として使って欲しいオイルだそうです。
近頃、美容液としてのオイル使いが、増えていますね。
そのなかでも純国産の椿オイルというのは注目！

【限定品その３】
「アメージングオーガニックファンデーション」のコンパクトにイメージモデルをつとめているＵＡさん直筆イラストつき限定コンパクトが登場。

【11月からの新発売アイテム】

上でＵＡさんの限定コンパクトを紹介した、「アメージングオーガニックファンデーション」はナノ粒子を使わず紫外線を防御。
ミネラルをナチュラルコーティングした、合成界面活性剤、タール色素、防腐剤、シリコンを含まない作り。
それなのに、肌をカバーできてＵＶカットもしてくれて、落とすのは楽、しかもオーガニックの保湿成分で乾燥からも肌を守る！という欲張りな超自然パウダーファンデーション。

普通のファンデーションが普通に使える人はよいのですが、何かの成分や処理に敏感で使えない人、また、スキンケアだけでなく
ファンデーションまでもいろいろな意味で自然にこだわりたい人にとって待望のレベルの高い自然もので、今年５月に発売以来、大好評を博していますが11月に新色が追加になりました。