スキンケアニュース
2015.2.21

渡辺佳子のナチュラルコスメ入門(62)オマーン産の乳香を使用した繊細な美容オイル「ラ ニュイ ドゥース」が登場!

さて、ここで、ちょっと特別な美容オイルのご案内。
オマーン産のフランキンセンス(乳香)を大切に使ったビューティオイルです。

乳香は聖書に出てくる東方の三博士がイエス・キリストに捧げたもののひとつとして名高い貴重品ですが、近年ではアロマテラピーの分野で語られることが増えたでしょうか。見た目から、石?鉱物?と間違いがちですが、そもそもは木の幹から得られる樹脂が固まったものです。

ひとことで乳香といっても、産地によって質が全く違うそうです。オマーン産のフランキンセンス……興味深いですよね!

そこで、今回この製品を企画・製作したアロマテラピースペシャリストの日下部知世子さんに直接お話を伺ってきました。以前から乳香には思い入れを持っており、手に入るすべての乳香の分析をし続けてきたと言います。

「私の恩師が常に、オマーン産の乳香がいちばんよいと思うと口にしていたのです。それは炎症をおさえる働きのある<ピネン>という物質が80%以上という高い比率で含まれているからなのです」

「今回ご縁があって、オマーン産の乳香を実際に調べてみたところ、ピネンの比率がなんと85%もあり、これは本当に素晴らしい乳香!ぜひエッセンシャルオイルを抽出して製品作りをしたいと思ったのが始まりなのです」

 

20150217-keiko1

オマーンの手つかずの砂漠エリアに生育する木から採れる質の高い乳香は「砂漠の真珠」と呼ばれている。

 

 

ひとくちにオマーン産乳香といっても品質の違いによって4段階のグレードに分けられているとのこと。

「その中で白やブルーがかった色の<ホジャリ>と呼ばれる最高級の乳香に注目しました。なぜならこれらがピネンという抗炎症作用のある成分を多く含んでいたからです」と日下部さん。

 

20150217-keiko2

1本の木から採れる乳香は10kgという稀少性。メインに使うものは白い種類のもののみ。白い乳香2kgを12時間以上かけてゆっくりと蒸留して、採れるエッセンシャルオイルの量はわずか8mL。そこにブルーがかった種類のものを少し組み合わせる。ただし、蒸留は別々にして、配合比率は微妙に調整という気の長い作業。こうして香り高いオマーン産のスペシャルなフランキンセンスのエッセンスオイルが得られたのです。

 

20150217-keiko3

フランキンセンスのオイルができた先も、日下部さんのこだわりの作業は続きました。

「その香りを引き立てて、さらに肌の調子を整えるトリートメントオイルに仕立ててみようと思ったのですよね。もちろん貴重なフランキンセンスをたっぷり試していただきたい。とくに加齢によって肌トラブルが表面化してきている人たち、とりわけストレスが多い方に向けて、心も体も肌も浄化されるように。精神的にバックアップできるようなブレンドで、なおかつ美肌作りの助けになるようなもの。そういう美容オイルを目指してブレンドに励みました」

こうして長い道のりと丁寧で緻密な作業を経て形となったものが、LA NUIT DOUCE(ラ ニュイ ドゥース)=フランス語で「静かな夜」という意味の名前、のついたフェイス美容オイルです。

 

20150217-keiko4

LA NUIT DOUCE フェイス美容オイル F
30mL  ¥12,000(税抜)

 

フランキンセンス ビューティの神髄。オマーン産の質の高い乳香の中から必要な抗炎症作用のある成分を最も多く含む2種類の乳香を選びだして、さらにローマンカモミール、クラリセージ、システなど心と肌のための成分をブレンドさせた総合美容オイル。

使ってみますと、オイルとは思えないさらっとした肌触りで、しかもすっと中に入っていきます。とても分子の細かなオイルなんだなということがすぐわかります。そして本当に浄化されるフランキンセンスの芳香。これでアンチエイジングのトリートメントにもなるなんて、一石何鳥ぶんもお得な気がいたします。オマーンには行ったことはないですし、だぶん将来的にも行かれるとは思えない、遠い国のお話ですが、このオイルを使うことで未踏の地、オマーンの美しい夕焼けや、その後に砂漠に訪れる静かな夜の光景が目に浮かんで、つかの間の異国情緒が楽しめる気がします♪

詳しい内容についてはこちらです→http://chiyokokusakabe.com/product/

 

 

 

■渡辺佳子プロフィール・その他の記事 https://www.biteki.com/author/watanabeke/
■ブログ 『テクマクマヤコン フルスロットル』 http://tekumaku12.exblog.jp/

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事