ヘアニュース
2007.11.22

西の国から美的通信#1 頭皮を健やかにする漢方エキスの洗浄でスッキリ爽快!

マイクロスコープから映し出される自分の頭皮の画像に、思わず「ギョッ!」とすることもしばしば。
漢方エキスに入っている漢方薬の一部。右から「カンレン草」「ヒレハリ草」「王不留行(わんぷりゅうしん)」。
ハーブの泡シャンプーを流し終えたところ。ゴシゴシ刺激を与えるのは禁物! お顔と同じで優しく洗うのがポイント。
2回目のすすぎ風景。微弱水圧シャワーで優しく頭皮を撫でられているところ。あまりの気持ちよさに〜この時すでに意識はなし!

毎日のシャンプーはかかさないのに、なぜかムズムズ痒くなる私の頭皮。とりわけ、春や秋の花粉が飛び散る季節には、いてもたってもいられず駆け込んでしまうのが、福岡市博多区上川端町にある『かみをそだてる美容室』です。その名のごとく、ここは髪や頭皮の健康を第一に考えたケアをしてくれるのが特徴で、なかでもお気に入りは、「頭皮洗浄・漢方コース」(カウンセリング含めて45分・¥4,725)。その内容を詳しくご紹介します。

まずは、200倍のマイクロスコープで頭皮の中をチェック。みなさん、自分の頭皮の色ってご存知ですか? 健康な頭皮というのは、青白く透明感があります。今でこそ、ここでアドバイスいただいた適切なケアにより青をキープしている私ですが、6年前、最初に取材で伺った時の頭皮は真っ赤か。まさに?血(おけつ)が溜まりまくった状態でした。?血というのは、東洋医学でいうところの血液の滞り。したがって、当時は肩凝りがマックスになったら、首が固まる(動かなくなる)症状に悩まされておりました。そんな個々の悩みに応えるべく、施術前には入念なカウンセリングをしてくれます。

続いて、ハーブ系の泡シャンプーを頭皮にしっかり馴染ませた後、経絡を刺激しながらのマッサージ。その後、微弱水圧のシャワーで優しく洗い流してくれます。この水というのがオリジナルで、頭皮の炎症を抑える「ヒレハリ草」、頭皮の再生を促進させる「カンレン草」、頭皮の血流を改善させる「王不留行(わんぷりゅうしん)」といった全8種類の漢方薬をブレンドしたもの。聞けば、毎朝40分かけて自社で煮出している煎じ薬というから、頭が下がります。

特筆すべきは、その微弱シャワーの気持ちよさ。まるでフワフワな柔らかい赤ちゃんの手で優しくやさし〜く撫でられているような(!?)感覚。あまりの心地よさに意識は遠のき…いつしか夢の中へ。気がつくと、ハーブのヘアパックまで終わり、髪はツルツル。頭皮だけではなく、意識までもがスッキリ爽快です。ちなみに、水温は東洋医学の「頭寒足熱」の考え方にしたがって、30〜35℃と若干低め。夏場は気持ちいいけれど、冬場だとちょっと冷たく感じることもあるかもしれません。

施術後、再びマイクロスコープで頭皮のチェック。すると、毛穴の過酸化脂質や、パーマ液、カラー剤の残留もキレイに除去され、頭皮の色も健康そのもの。ケアの後は自律神経のバランスが整うため、通常であれば気分爽快で終わりますが、大仕事を終えて相当疲れがたまっている時などは強烈な眠気に襲われること必至です。

<取材協力>
かみをそだてる美容室
福岡県福岡市博多区上川端町5-117
健美工房ビル4階
TEL 092-262-6712
http://www.iscat.co.jp/kami/

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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