食・レシピ
2009.7.2

北の国から美的通信#27 あわびの里で、あわびをたらふく食べる!

あいにくの雨…。キレイな八重桜も雨で散ってしまいました。でも、イベントは大盛況! 朝早くからたくさんの人で賑わっていました。
大きなベーベキュー用の網がたくさん用意されていて、購入したあわびや海産物を自分たちで焼いて食べるシステム。炭焼きは本当においしい!
謎の「あわびつかみ取りぬれあいコーナー」(笑)。一人1個限定で、大きな水槽にいるあわびをつかむという趣旨。昆布の下などにいるあわびは、ヌルッとしていてつかみづらいんです。
たくさん食べたにも関わらず、お土産用にあわびを持ち帰り。この日は、このままお刺身で。翌日は、ステーキにして食べました。(1個 ¥300)

みなさんこんにちは。函館は、ようやく夏らしい暑さになり、6月下旬からやっと気温が25度を超えるようになりました。とはいえ、北海道には梅雨がないので、じめっとした暑さはなく、カラッと過ごしやすい日々が続いております。

さて、少し前の話になるのですが、5月17日に行われた「あわびの里フェスティバル」を紹介したいと思います。このイベントに行くということは、この連載で事前にお伝えしていたのですが、今年はついに念願かなって行ってきました! 函館から車で行くこと約2時間。北海道の八雲町というところにある「熊石」は、あわびで有名な町です。あっ、あわびと言っても“養殖”のあわびです。なので、見た目の大きさは、タバコの箱くらいでしょうか。でも、あわびには違いないので、おいしさは保証済み。

このイベントは、満開の八重桜の下でおいしいあわびを食べまくれるということで、毎年大人気。今年は15回目を迎えたそうです。この日は、あいにくの曇り空で、途中から小雨が降るという悪天候。そんな天気にも関わらず、はるばる本州から、道内では釧路や旭川、札幌から…と、遠方からもたくさんの人が来ていました。なんといってもイベントの醍醐味は、とれたてあわびを安く買うことができ、しかも目の前で炭火焼できるということ! さらに、あわびが当たる抽選会やあわびオーナーになれる申し込み、ビンゴ大会……などなど、各種イベントも盛りだくさん。

私ももちろん、生のあわびを購入し、自由に使用していいバーベキューコーナーに行って焼いてきました。焼きたてのあわびは、コリコリ&ジューシーで最高!!!!! あわびのほかにも、ホタテや青柳(通称、バカガイと言うそうです)も焼いて食べました。さらに私は、生あわび丼にあわびラーメンまで食すありさま。だって、本当においしいんだもん!

ちなみに、あわびにはさほど栄養分はないと思っていたのですが、知ってびっくり! あわびは、ビタミンB1、B2、カルシウム、グリコーゲン、タウリン、アルギニン、コンドロイチンなどの栄養素が含まれている栄養価満点の二枚貝なのです。アルギニンやコンドロチンは美肌や老化予防に活躍し、若返り成分として知られていますよね。私は生で食べるのが好きですが、干し物にしたほうが栄養は満点! アルギニンの量が増すため、うまみ効果も倍増。さらにカルシウムは約4倍近くに増えるそう。干し物にしたあわびはその昔、戦国時代の武将が戦いの前に食べたり、秦の始皇帝が不老不死の妙薬として用いたという逸話も残っているそうですよ。

で、たらふく食べて大満足した私は、もちろん来年も行くこと決定〜!(笑) 毎年恒例の「あわびの里フェスティバル」、北海道旅行ついでに寄ってみるのをおすすめします。あわび好きの方にはたまりませんよ!

<参考 URL>
http://www.town.yakumo.lg.jp/awabi/2009/

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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