食・レシピ
2008.10.16

北の国から美的通信#16 体にやさしい週末限定カフェ

1:水色のかわいい一軒家。2階にある雑貨店「SUQ」内に、カフェ「かもめスーク」が。ちなみに1階は別のカフェ、3階も別店舗が入っているそう。2階へは、木の階段を上って行きます。
2:キュートな看板。おにぎりはテイクアウトも可能。
3:「おむすび定食」(¥750)には、玄米のおむすび、おかず、お漬け物、みそ汁が。本日のおかずは、ズッキーニ&じゃがいものラタトゥーユに、焼き豆腐、もやし炒め、切り干し大根の酢の物。
4:やさしい光が差し込むカウンター。目の前で調理してくれるのも、アットホームな感じ。
5:すぐ隣の雑貨店。ここの商品はすべて手作りで、さまざまな人が作った商品が置いてあります。雑貨、洋服、アクセサリー、食器などさまざま。月に1回は店内でイベントも催していくそう。

もうすっかり秋になりましたね。私が函館に引っ越してから早いもので1年。こちらはすっかり寒くなり、紅葉真っ只中です。今回は、週末限定のカフェを紹介しようと思います。

函館市弁天町、この近辺は異国情緒漂う昔の函館の建物が数多く残されている街。そんな建物が立ち並ぶ中に、きれいなブルーの一軒家(写真1)が。ここの2階に週末限定カフェ「かもめスーク」があります。実はここ、雑貨屋さんとして2年くらい前にオープンしたのですが、2か月ほど前から雑貨屋さんの中にこのカフェがオープンしたのです。

コンセプトは“体にやさしいごはん”。ここでは、長岡式酵素玄米を使ったおむすびを食すことができます。私が食べたのは、一番人気の「おむすび定食」(写真3)。おむすび2個におかずが3品、お味噌汁、お漬け物のセットです。こだわりは玄米ご飯はもちろん、使用する野菜にも。今のところは100%ではないものの、オーナーの若竹さん自らが育てた野菜を使用しているとのこと。玄米に混ぜてある小豆をはじめ、この日はズッキーニやじゃがいも、大豆などが自家栽培したものでした。旬の素材を使っているから、おかずが変わる楽しみもあります。

店内はカウンター席が3つ、テーブル席が2つと、とてもこぢんまりとしているので、アットホームな雰囲気なのも◎。若竹さんがとても気さくな方なので、いろんなお話ができるのも嬉しい限り。

ところで、週末限定にしている理由を聞いてみると…。「平日はほとんど畑にいるんです。畑にいるとあっという間に時間が過ぎてしまうし、漬け物なども自分でつけているから、けっこう時間がかかるんですよ。玄米を炊くお水も自分で汲みに行っているので、週末しかオープンできないんです」とのこと。そんなこだわりが詰まった定食は、ほんとうにおいしいんです!

午後3時からはパスタメニューもあるとか。おいしいトマトや、自家製のカレーピクルスを使ったパスタも人気メニューのひとつ。夜になれば、お酒も飲むこともできるそうです。

私自身、自宅で玄米を炊いたり自然食を取り入れたいと思っているのですが、なかなか難しいんですよね。母乳で頑張っている今、改めて玄米食や自然食の大切さを実感しています。

ちなみに、これからの時期はごぼうや大根が収穫時期だそう。函館に来た際には、ぜひ寄ってみてください。おいしい空気、広大な大地、栄養満点の土で育った野菜の味が楽しめますよ!

<お問い合わせ>
かもめスーク
北海道函館市弁天町15-12-2F(SUQ店内)
TEL 0138-22-6167
営業時間 金・土・日曜日の11:00〜21:00

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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