スキンケアニュース
2011.11.14

大高博幸の美的.com通信(76) 冬季スキンケアに、2フェイズ・コスメのススメ

冬になったらオイル美容…、コレはもう常識。でも「そこまではどうも」とおっしゃる皆さんのために、今回は絶対マストの入門篇をお届けします。

水系の層とオイル層との2層タイプで、使うごとにシャカシャカ振ってから肌へ、というスキンケア。化粧水に近い乳液とも、増粘剤でコク感を演出した類いのトロミ化粧水とも、美容オイルそのものとも異なり、2層タイプならではのみずみずしさ×すべやかさ×滑らかさを与えてくれる化粧水&美容液の優れモノたち。
デイリーケアorスペシャルケアにプログラミングすれば、水分が飛びにくい乾き知らずの肌で、毎日キレイに過ごせます。

では、ごく軽いタイプからリッチなコクに満ちたタイプまで、順を追って御紹介。あなたにとってジャストな1品がきっと見つかるはず!!

(1) 日本オリーブ オリーブ果汁水 (販売名=オリーブマノン グリーンローション、180ml、¥1,050)
オリーブ果汁+オリーブオイルに、ローマカミツレフラワー+グリセリン+スクワランetc を配合。うるおいを与え、柔軟性を保ち、キメを整える化粧水。さっぱり&さわやかな使用感で肌質はほとんど問いませんが、オイル分は控えめなので、どちらかと言うと初心者向きかも。
洗顔後、容器をよく振ってから手のひらに適量を取り、パッティングするようにして肌になじませます(僕はコットンに含ませて、クレンジング後の拭き取りに使ったりもしていました)。
詳しくは、nippon-olive.co.jp、またはTel 0120-300612へ。

(2) エレガンス ハイドロスピリッツ アドバンス (200ml、¥5,250)
ズバリ、乾燥肌用の化粧水。10年以上(?)前にオリジナルの『ハイドロスピリッツ(オレンジ色・底広がりの容器でした)』が発売された時、試して大感動した優秀品。3年ほど前にリニューアルされましたが、個人的には何度も何度もリピートしたほどのオプショナル・アイテムです。化粧水として、これほどしっとり&滑らかな肌に整えてくれるモノは、他にはないはず…。
ソメイヨシノ葉&チャ葉&ローズマリーの各エキスに、ローヤルゼリーエキス+ダイズステロールetcを配合。
洗顔後、ボトルをよく振ってからコットンに適量を含ませ、パッティングしながら肌になじませます。デリケートな乾燥肌に特にオススメ。
詳しくはカウンターへ。

(3) イグニス ヘヴンスイッチ (40ml、¥8,400)
コチラは化粧水ではなくエッセンス、1種の美容液です。化粧水で整えた後、ボトルをよく振ってから手のひらに適量(5~6滴)を取り、顔全体になじませます。4年ほど前のデビュー以来、ブランドの代表的アイテムとなるほどの人気を博しています。
配合成分は、黒米エキス+コメヌカ脂質+アシタバエキスに加え、ホホバ葉エキス+サフラワー&オリーブのオーガニックオイルetc。ハーバル系の心地よい香りも◎。
感触は、フレッシュなみずみずしさ×コクのある滑らかさが特徴で、ふっくらした弾力感と生き生きしたツヤ感が得られます。
詳しくはカウンターへ。

(4) アンネマリー・ボーリンド シシリアンブーケ エナジャイザー (50ml、¥5,250)
限りなく美容オイルに近い非常にユニークな美容液です(約55%が水系の層、約45%がオイル層)。シシリアの太陽の恵みをたっぷり浴びたオレンジのパワーが、エイジングの気になる肌をもハリ&ツヤ肌へと導いてくれます。
配合成分は、オレンジエキス+オレンジフラワーウォーター+カロットエキスに加え、ホホバ&マカデミアナッツ&ダイズのオイルetc(全成分自然原料。人工着色料などはモチロン無配合のドイツ製オーガニック・コスメ)。
化粧水で整えた後、ボトルをよく振ってから適量(少量で充分。まずは3滴ほどから始めてみて)を手のひらに取り、顔全体にスプラッシュするようになじませます。
天然オレンジ由来の香りのすがすがしさ×コクの深い後肌とのバランスが実に秀逸。2年ほど前に初めて使った時、「果たして使い終えるまで、2層の分量のバランスが保てるだろうか? 香りの新鮮さは失われないだろうか?」と少々心配もしたのですが、それは完全な杞憂でした(僕は既に6本目、現在も出番がとても多いアイテムのひとつ)。
荒れた唇には、ホットオイル・トリートメント的に使っても◎。高濃縮処方なのか減り方が遅く、価格は高くないと感じています。顔&首すじだけでなく、時にはネイルケア&ヘッドスパ&入浴剤として使ってもいいのでは?
詳しくは、borlind.jpへ。

これらのうち1品を選ぶだけでもOK。But、2品を組み合わせれば、さらにしっとり、プルプルの肌に!! 愛用のアイテムにプラスするor差し替えて、ピンチの冬を乗り越えてください。では

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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