ボディケア
2016.4.5

【大高博幸さん連載 vol.335】アトランダムQ&A No.59 アルミニウム成分不使用のデオドラントを教えて!

Q  先生、こんにちは。(中略)早速 Qに入りますが、看護士をしている姉から「アルミニウム成分配合のデオドラントは使わないで」と言われました。「なぜ?」と聞いたら、「継続使用していると体内に留まって、認知症の一因になるから」とのコトでした。以来 気になって、使用を中止しようと思っています。アルミニウム無配合のオススメのデオドラントって ありますか? 先生の愛用製品があれば、ぜひ教えてください。( ケイコ、22歳、ほゞ普通肌、学生 )

A  似たような Qを お受けして、この連載 165で 回答したコトがあります。そのページに書いたとうり、僕は アルミニウム成分配合のデオドラントは〝新製品のお試し〟を含めて、数年前から避けるようにしています。理由は ケイコさんが お姉様から聞いた話と一緒です。
学術的な資料を読んだワケではありませんが、全米のガン治療センターでは、アルミニウム成分配合のデオドラントは ガンや認知症の一因と考えられるので、「アルミニウム成分不使用の製品を推奨する」としています。
現実には、全米でも アルミニウム成分配合のデオドラントが発売され続けていますし、日本では 情報が広く共有されるまでに至っていないのが とても不思議……。一方、アルミニウム成分不使用のデオドラントには、アルミニウム成分配合のモノよりも効果( 特にワキの下をサラサラに保つ効果 )が弱いという弱点があります。しかし それでも僕は、やはり〝安全〟を最優先しなければと、心に決めているのです。

以下、僕が現在愛用中の製品を御紹介します。

3EO オーガニック エチケットボディスプレー( 米国製。精油の違いで 『L = ラベンダー』『C = シトラス』『V = ベチバー』の 3種あり )118ml ¥1,350(税抜)
USDA( 日本の農林水産省に相当する 米国の機関 )のオーガニック認証を取得している、エチケット(デオドラント)スプレーです。
昨年5月、ほとんど宣伝されるコトもないまゝ『ラベンダー』と『シトラス』の 2種が日本でも発売され、予想外の売り上げを記録……。今年 3月、その好評に応えて『ベチバー』が追加発売されました。

成分は、水 + 植物性エタノール(アルコール) + ピュアな精油のみ( アルミニウム塩、亜鉛塩、プロピレングリコール、遺伝子組換え成分は不使用 )。

使用法は……、汗や水分を十分に拭き取った清潔なワキの下や足など、匂いが気になる部分に 適量( 1~2プッシュ )をスプレーします( 体全体に幅広くスプレーしてもOKです )。
また、汗をかいた後にスプレーしても効果的で、汗の匂いが ほとんど消えます( クリーンアップシート類で汗を拭いてからスプレーすれば、その効果は より高くなります )。

3種の香りは以下のとうり( 年齢や性別を問わずに使用可 )。
『ラベンダー』…… 2種のラベンダー精油をブレンドした、爽やかな香り( 紫色のラベル )。
『シトラス』…… グレープフルーツをベースに、ゼラニウムやローズマリーの精油をブレンドした、みずみずしい香り( オレンジのラベル )。
『ベチバー』…… ベチバーをベースに、ゼラニウムやシダーウッドの精油をブレンドした、スモーキー & ウッディな香り( ブルーのラベル )。
詳しくは、info@eoproducts.jp 、または 0120-300-772へ。

済みローズレメディ商品画像レノア・ジャパン デリシャスボディ ローズレメディ (医薬部外品) 35g ¥1,350(税抜)
3月に発売されたばかりの、ウォータークリームタイプの薬用デオドラントです。

ワキの下、足、全身に使えるタイプで、イソプロピルメチルフェノール( 殺菌・消臭力の高い有効成分 )、カキタンニン、茶エキス、ミョウバン、ポリフェノールが主成分。さらに 保湿系成分のスクワランと、ローズの香りを楽しむための天然ローズウォーターを配合。
手で使用する〝直塗りタイプ〟で、塗った直後にサラッとなじみます。
ハンドクリームのように見えるチューブ入りで、携帯にも便利。
僕自身は、特に汗ばみそうな日に 前述の『EO オーガニック エチケットスプレー』を使用した後、ワキの下に重ねるように使っています( 自己流の方法です )。
詳しくは、レノア・ジャパン 0800-8888-737へ。

以上、ケイコさんのお役に立てれば幸いです。
P.S. 以前、オハイオ州からQをお寄せくださったアユミニさんなど、米国でのデオドラント情報を info@biteki.com あてに お知らせいたゞければウレシイです。可能であれば、よろしくお願いいたします。

 

 

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3-大高博幸
ビューティ エキスパート
大高 博幸
1948年生まれ。24歳の時、日本人として初めて、パリコレでメークを担当。『美的』本誌では創刊以来の連載「今月のおすすめ:大高博幸さんが選ぶベストバイ」を執筆。
■大高博幸さんの 肌・心塾
http://biteki.com/beauty-column/ootakahiroyuki

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