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2009.11.10

大高博幸の美的.com通信(2)美しすぎる映画レビュー3本をどうぞ!

美容だけじゃなく、映画も大好き!という大高先生から届いた2回目の原稿は、映画試写の熱い感想でした!

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「ヴィクトリア女王 世紀の愛(原題:The Young Victoria)」 (写真下:左)
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18歳で即位し、英国を最強の国家に導いた若き女王。その愛と真実の物語。
★詳しいストーリー&キャストetc.は、http://victoria.gaga.ne.jpでチェックして。
<12月、Bunkamuraル・シネマ、TOHOシネマズシャンテほか全国順次ロードショー>

清々しく晴れ晴れとした気持ちになれる歴史劇。スペクタクルな要素以上に人間ドラマとして充実していて、観に来てよかったという強い満足感が得られました。若く未熟な女王と夫が波乱と逆風の中で愛と信頼&協力関係を築いていく姿を描いた作品ですが、特に邪悪な側近を潔くハネのける2場面がいい。また、ラストの式典に臨む二人の顔、毅然さを秘めた微笑も感動的で、深く印象に残ります。
“美=生き方”と考えている賢明な読者にイチオシです。精神衛生上とてもプラスになったので、僕はもう一度観に行くつもり。この種の映画にありがちな重苦しさは感じませんでした。

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「(500)日のサマー(原題=(500)Days of Summer)」 (写真下:中央)
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サマーに恋をした、最低で最高の500日。
★詳しいストーリー&キャストetc.は、http://www.500summer.jpでチェックして。
<2010年1月、TOHOシネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国ロードショー>

キュートbut一風変わった女の子・サマーに一目惚れした草食系男子・トムの500日。一種のラブストーリーですが、相当ユニークで面白い。ビター&スウィートな内容が男目線で語られていて、女子が観ると恋愛に関して客観的になれそう。補助席まで満杯の試写室では、クスクス笑いが絶えませんでした。
気になったのは二人の肌。実年齢28歳前後というのに、サマーにはたるみ感、トムにはシワと細胞の縮みが出ている・・・。ハリウッドのスターたるもの、早く老けちゃダメ!! 上映中、「超音波美顔器(僕が監修したドクターベルツの)でケアすべきよ」と何度も思ってしまいました。コレ、宣伝にあらず。ビューティ エキスパートとしての本心です。
この先どうなるか分からない彼氏とよりも、気の合う女友達と一緒に観るのが正解。

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「Dr.パルナサスの鏡(原題:The Imaginarium of Dr.Parnassus)」(写真下:右)
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鏡のなかはクセになる。テリー・ギリアムが仕掛けた鏡の迷宮、それは見たことのない不思議。
★詳しいストーリー&キャストetc.は、http://www.parnassus.jpでチェックして。
<2010年1月、TOHOシネマズ 有楽座ほかにて全国ロードショー>

嘘か真か、1,000年も生き続けているというDr.パルナサス(演ずるのは『サウンド・オブ・ミュージック』の大佐役が懐かしいC.プラマー)が、不死の命と引き換えに悪魔と交わした非情な約束・・・。カラフルな万華鏡的映像、摩訶不思議な物語、スピーディかつパワフルな展開・・・。この映画は端的に言うと、ゴージャス&ビューティフル&ところどころグロテスクな幻想or夢orからくりの類だと僕は解釈しました。『ブラザーズ・グリム』のような映画が大好きというあなたにはイチオシの作品です。
4人のスター(H・レジャー、J・デップ、J・ロウ、C・ファレル)が1人の男を演じ分けていて、こういう作りは映画史上多分初。Dr.の娘に扮したリリー・コール(第2のケイト・モスと称されているスーパーモデル)の愛らしさ&活躍ぶりもお楽しみください。

P.S. この映画を観ながら、「主旨はなんだろう?」なんて生真面目に考える必要はないと思います。そういうコトは、IQの怖ろしく高い天才肌の誰かに任せておきましょう。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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