健康・ヘルスケア
2014.10.14

大高博幸の美的.com通信(251) ギョギョッ! 20代で約75%、35歳以上では約8割が 予備軍を含めて歯周病!?

最近、厚生労働省の調査結果で知ったのですが、歯周炎を含めて 歯周病の人が、なんと20代で約75%、35歳以上では約80%もいるとのコト。これには強いショックを覚えました。

そもそも歯周病は 細菌による一種の感染症で、歯磨き不足、歯列不正、生活習慣の悪化等が引き金となって起こる病気。年齢を重ねるごとに歯周病に対する抵抗力が低下するため、本来は40代以上の人に多く見受けられるのですが、近年では 食生活やライフスタイルの変化によって、20~30代の人に増加傾向が生じているのだそうです。
この歯周病が進行すると、歯ぐきからの出血や強度の口臭に悩まされる上、様々な疾患(糖尿病、動脈硬化、骨粗しょう症等)や 早産を招く要因となるコトも分かってきているとか…。

僕は その記事を読んで、個人的にも 思わずゾッとしました。なぜなら、以前は月に一度の割合でクリーニングのために通っていた歯科に、このところ10ヶ月近く 行っていなかったからです。
で、久し振りに、恐る恐る歯科(井澤歯科クリニック。通信(116)で紹介)へ出向きました。「磨き不足です」、「虫歯ができています」、「歯周病が始まっています」などと言われるのではないかと心配しながら…。
But、幸いにも結果は花マル、「問題はありませんよ。ステイン(着色汚れ)は ないに等しく、よく磨けています」とのコトで、ホッと胸を なでおろしました。井澤院長とクリーニング担当の長澤先生から「24時間以内に しっかりと完全に磨くコトが最重要」と教えていたゞいていたコトを、忘れずに実行していたのが良かったのです。

私たちの口腔内には、善玉菌と悪玉菌(歯周病菌や虫歯菌)、合わせて約400種の菌がいます。そこで まず大切になるのは、善玉菌に影響を与えずに、悪玉菌だけを汚れと一緒に除去するコト。
皆さんも単に「磨いておけばいい」なんて思わずに、歯周病や虫歯にならない歯磨きを、ぜひとも実行してください。

以下 参考までに、僕が毎晩愛用している歯磨きペーストを紹介しておきます。僕は まず①で、さらに②で磨くという、2ステップの歯磨きを励行しています。

reオーラクリーンIIチューブ
ドクターベルツ オーラクリーン Ⅱ

① ドクターベルツ オーラクリーン Ⅱ (50g 税別 ¥1,900。今年の6月からリニューアル発売中)
既に7年程も継続使用してきた『オーラクリーン MP』(通信(116)で紹介)のリニューアル版です。
マスティック、プロポリス、甘草エキスetc配合により、歯周病、虫歯、口臭を防ぎ、免疫力をアップさせる従来からの効果に加え、
カキタンニン(優れた収れん&消臭効果あり)と メントール(口腔内を爽やかに整えるだけでなく、前述のマスティック特有の苦味を弱める効果あり)を新配合。今まで以上に気持ち良く磨けるようになりました。
詳しくは、www.dr-baeltz.co.jp、または 0120-420-028へ。

セッチマ
サンスターK.K. セッチマ クリスタルブライト(右から)シャインミント、フレッシュミント

② サンスターK.K. セッチマ クリスタルブライト(“シャインミント”タイプと “フレッシュミント”タイプの2種あり。各95g メーカー希望小売価格・税別 ¥1,500)
歯の表面のステインを落として なめらかにする“ダイヤモンドパウダー”(洗浄剤)を、チューブ1本(95g)に 約1カラット(0.2g)配合した歯磨きです。
この“ダイヤモンドパウダー”は 大きさと形が揃った極小粒子のため、歯を傷つけずに細部まで磨き上げるコトが可能。歯を白くする、歯垢やヤニを除去する、歯石の沈着を防ぐ、口臭や虫歯を防ぐ効果を備えています。
詳しくは、www.okuchiesthe.jp、または 0120-008241へ。

以下 余談ですが、僕は今年の春頃に “シャインミント”を初めて使用。それまで愛用していたホワイトニング系の歯磨きが品切れ状態だったため、「しばらくコレを使ってみよう…」という程度の軽い気持ちで使い始めたのですが、以来ずっとリピートするコトに。その理由は3つ。ⓐ心地よく使えて香味も良い、ⓑステインが生じない、ⓒ取り扱い店が多く、購入しやすい。
その後、“フレッシュミント”が追加発売されてからは2種をストック、その日の気分で使い分けています。
歯ブラシは『セッチマ ハブラシ』を使用。長く愛用して来た電動歯ブラシが壊れてしまったので、(もう 5つめです)、今は すべて手動で歯磨き中。このまゝで行くか どうか、しばらく様子を見ようと思っているところです…。

では、また!

 

 

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ビューティ エキスパート
大高 博幸
1948年生まれ。24歳の時、日本人として初めて、パリコレでメークを担当。『美的』本誌では創刊以来の連載「今月のおすすめ:大高博幸さんが選ぶベストバイ」を執筆。
■大高博幸の美的.com通信 https://www.biteki.com/article_category/ohtaka/

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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