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セルフケアの前に肩こりや腰痛の根本原因を病院でチェック

自分の骨や関節、姿勢のクセを知ることが第1

肩こりや腰痛は、つい手軽なマッサージなどで解消しがち。でも、まずは整形外科で骨などの異常をチェックし、正しい姿勢や体のクセの矯正方法を指導してもらうのが先決です。

病院で画像診断を受けて、体の使い方の指導を

日本人が訴える不調の1~2位を占める肩こり・腰痛は、年齢や性別を問わない慢性的な不定愁訴のひとつ。「若い女性の原因の筆頭は、座りっ放しによる同じ部位の使いすぎです。座るという姿勢は、立つ姿勢より腰に負担がかかり、デスクワークで頭を前に傾けることで首や肩のこりを発症します。マッサージなどの対症療法は一時的な改善なので、1度は整形外科で、自分の骨や関節など運動器の状態を診てもらいましょう」と16号整形外科の山田朱織院長。
病院でX線やMRIなどの画像検査を受ければ、骨の変形などの異常がわかります。平均より首の骨が細いなど、自分のウイークポイントを把握し、適切なセルフケアを指導してもらうことが大事。

こんな症状が出たら病院へ

腰痛
  • 慢性的に痛む
  • 急に痛くなった
  • 痛みがどんどん強くなる
  • 不正出血などがある
肩こり
  • 慢性的にこる
  • 首や背中もこる
  • 頭痛や吐き気を伴う
  • 腕や手がしびれる

原因1 オーバーユース
座りっ放しの姿勢が最大の原因
オーバーユース(使いすぎ)といっても、運動のしすぎや歩きすぎというわけではありません。座っているときも骨や筋肉は使われています。デスクワークで同一姿勢をとり続け、同じ部位を酷使することが、こりや痛みを引き起こす最大の原因に。

原因2 姿勢の悪さ
背中を丸めて首を突き出す姿勢に注意
体が前に傾くと、それを支える骨や筋肉に3倍、4倍もの力が必要になります。デスクワークで頭が7cm前傾すると、首にかかる頭の重さは20㎏にもなり、背中を丸めた姿勢では腰にかかる負担も増大。姿勢の悪さがこりや痛みに拍車をかけます。

原因3 骨などの変形
病気に移行する前に若いうちからケアを
骨や関節といった運動器は、使いすぎや加齢によって徐々に変形し、やがては一部の器官が飛び出る「ヘルニア」などに移行することがあります。若いうちから腰の骨などに変形が始まると、老後は歩けなくなることも! 早め早めのケアが大切です。

原因4 内臓などの病気
美的世代では子宮や卵巣の病気に注意
肩や腰の痛みの陰には、視力低下や顎関節症、胃腸や腎臓など、ほかの病気が隠れていることがあります。美的世代では、子宮や卵巣など婦人科系に注意。不正出血といった症状があれば即病院へ。なくても肩こりや腰痛が続くなら、まずは整形外科へ。

デスクワークは姿勢に注意し、ときどき立つ

肩こりや腰痛は日常的なセルフケアも必要です。まずは座る姿勢を正すこと。さらに、座りっ放しにならないよう1時間に1回は席を立って、できればストレッチをしましょう。「また、睡眠時の姿勢は無意識なので、寝姿勢を正せば、肩こりも腰痛も驚くほど解消します。決め手は“まくらの高さ”なので、手作りまくらで調節しましょう。ペットやパートナー、子供と一緒に寝るのも、寝姿勢をくずし、自由に寝返りを打てない原因です。別々の布団に寝ることをおすすめします」

「座布団まくら」で寝姿勢を正す

座布団(または玄関マット・この場合は3つ折りにする)を土台にし、その上にタオルケットをたたんで重ねる。

横向きに寝て、鼻・首・背骨が一直線になるよう、鏡で見ながら、タオルケットを折って厚みを調整する。

次にあお向けに寝て、のどや首に圧迫感がないか、寝返りが左右スムースにできるかどうか確認する。


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