バーチャル指導でトラブルの要因を一掃!
□患者(症例)数が多い
□専門分野(ニキビ、アトピーなど)が
はっきりしている
□問診が細かくて、丁寧
「よく"そば屋と皮膚科は込んでいるところを選べ"といわれます(笑)。待ち時間が長いのは、じっくり話を聞いてくれる証拠」(野村先生)
「洗顔後のすすぎ回数は多いほどいいとか、パッティングすると化粧水が浸透しやすいとか、そんな話を信じて実践し、肌を傷めている人はけっこういます。美的世代に多いニキビ肌や敏感肌も、毎日のやりすぎのお手入れや生活習慣を正すだけでずいぶんよくなります」と、野村皮膚科医院の野村有子院長。どう正すかは、今どうしているかを詳細に把握することが先決だといいます。「だから私は、しつこいくらいに質問をします。食事の内容や睡眠時間、使っている化粧品とその使い方、仕事や人間関係…。皮膚トラブルは、まず原因を探すことが大切ですから。なかでも洗顔法が間違っているケースは多いですね。そのため、うちは院内に指導用の洗面台を設置しました。患者さんに実際に顔を洗ってもらって、その場で間違いを正すんです。たいてい指の力が強すぎたり、肌を無意識にこすったりしています」
院内ではほかにも、アレルギー対応のリネンを用いたモデルルーム、副交感神経を促すマシン、多様な敏感肌用化粧品をそろえたコスメブースなどを展開。「自分で体験すれば、家でも正しいケアを続けられるはずです」

仕事に人間関係に、ストレスの多い美的世代の肌は
ニキビのトラブルが多発!
チョコの食べ方からメーク法の指導まで!
「うちの病院に通うニキビ患者は月に600人ほど。割合的にも非常に多いトラブルです。ただし原因は十人十色。治療するにも、ニキビをすぐ触ってしまう人、隠そうとしてコンシーラーをたっぷり塗る人、チョコレートをつい食べすぎてしまう人…といろいろです。皮膚科では、そんな個々のタイプや習慣に合わせた改善アドバイスを行います。たとえば、チョコ好きは1日2粒を週2回まで、メークはニキビ部分でなくポイントメークを強調して視線を変えるなど。ニキビはそういった生活改善と新薬ディフェリンの塗布で、かなりよくなります」(野村先生)

館内で運用しているスキンケアサービス「リフレッシュ・アップ」や肌診断「美肌ドック」などの利用も、まずは院長の診察が先決。受付で渡される「診察申込書」に症状を書き込んでおきます。

大人のニキビの原因は、睡眠不足、便秘、ストレス、ホルモンバランスの乱れ、間違った洗顔法…とさまざま。院長の細かい質問に対して、患者側もできるだけ具体的に答えていくのが原因解明のポイント。

ニキビの原因を作っている生活スタイルの改善をオーダーメイドで指導。洗顔やスキンケアの正しい方法は、診察の後、洗面台やスキンケアスペースでスタッフが丁寧に指導してくれます。
正しい洗顔がニキビケアのカギ
「肌質に合う石けんを選び、よく泡立てます。筋肉や皮膚の流れに沿って泡を転がすように洗いましょう。指先に力を入れず、ソフトタッチが基本です」(野村先生)

保険適応での外用薬や、漢方薬などの内服薬を症状や体質に合わせて処方します。自費のケミカル・ピーリングをおすすめすることもありますが、このところ塗り薬が進歩して、ほとんど必要なくなりました。
ピーリング効果のある塗り薬の登場でニキビ跡もキレイに!
2008年10月より保険適応となったニキビ新薬ディフェリン。低刺激型ビタミンA配合で、皮膚の角化を抑制。3割負担で¥353(野村皮膚科医院)。
正しいスキンケア法を体感できる部屋も!
「『リフレッシュ・アップ』は、ケミカル・ピーリングをより優しく、
お手軽にしたスキンケア&治療システム。専用スペースで1時間ほど、
丁寧なお手入れを受けることができます」(野村先生)
