気持ちはダイエット 食いしんぼ編集長の「いい食欲」「悪い食欲」

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Vol.26 鍼ダイエット(7)本来ならば、復食のはずが…

鍼ダイエットからリバウンドに致る過程で、反省することは多々あるのですが、今回の話もそのひとつ。1週間水のみ、その後1週間葉っぱのみとハードに小食になり、普通に考えればわかるはずですよね、「胃はものすごく小さくなっている」と。

ハードな2週間のあと、O先生は「炭水化物以外なら何食べてもいいよ」と言いました。それは、野菜はもちろん、肉や魚もということです。

断食明けすぐなのに…と、一瞬ためらったものの、行ったことがないから&顔の広い友達が一緒だから、会津若松の旅に乗ってしまいました。葉っぱ以外のものを食べるか食べないかの週末のことでした。

会津若松の老舗の造り酒屋の旦那さんがナビとなり、山あいの民家のおそばやさんに直行。ものすごく空腹感はあり、なんでも食べられる気分になっていました。それまで断食未経験なので、どのくらい食べられなくなっているのか全く自覚がなかったのです。そばやうどんが出てくる前に、裏庭でとった山菜の天ぷら盛り合わせが出たり、おひたしが出たり。もうそれですでにお腹が張り始めました。ほとんどの人が、そばとうどんの合い盛りを頼むそうで、有無を言わせず出てきたのですが、一口しか食べられず…。でも本当に入らない。残念で悔しくて驚いて。

 

歴史のある造り酒屋の一角を生かして、喫茶店を奥さんが切り盛りしていました。

しばらくしてからだと、ちょっとずつなら食べられるんですね。そこで、お菓子とお茶をいただいたのですが、とても羊羹が美味しい! 会津若松ってお菓子も美味しいんだと、「どこの羊羹ですか?」と張り切って聞いてみたら、「あら、虎屋のなんですよ」って。夜の梅という羊羹中の羊羹でした。

 

その記憶をたどって思い出したことがふたつ。

この時期になぜお菓子を食べているのか…知識浅薄な私は、お菓子が炭水化物という頭がなかったんです。米とかパンくらいしか…。そういえば「そば」はいいけど「うどん」も炭水化物でダメだったのか…。"炭水化物抜きをしてるつもり" だったのにO先生に「戸沼さん甘いモノ食べてるでしょ。甘いモノは炭水化物なんだよ!」と指摘され初めて、「へ〜甘いモノって炭水化物なんだ」となった次第。 でもO先生はとても説明が少ないんです。断食の復食も、キメ細かに教えてくれてもいいのに、何もなし。炭水化物ってなに? 野菜も炭水化物って説もあるくらいだから、食べちゃいけないモノ、食べるべき量まで教えてくれたらよかったなのに。

もうひとつは、棹羊羹を切ったのを久々に食べて美味しくて驚いたこと。一口羊羹の味というか蜜の周り具合と違うのです。たっぷりの厚切りだったし。改めて羊羹のおいしさを見直した…断食明けだったし…ひと時でした。

夜も、大学の先生に郷土料理の話を聞きながら…でも1人前はとても食べられないので、2人の友達のおすそ分けで充分だったという初めての経験。よく考えると当たり前のことなのですが…。アルコールもお付き合いで一口いただいたら、回る倒れるで大変…。元々弱いのですが、断食のせいで相当ピュアになっていたようです。

この大事な時期にこんなに無理して食べなければ、胃の大きさが復活するのももっとゆっくりで、もっとやせるのが早かったかもしれません…が。

残念な想いを相当残しながら、あれ以来会津若松には行く機会がありません。いつか訪れたときに、相当な想いが爆発するのも怖いものがあります! 本当に食欲はほどほどに、腹八分で止められる人になりたいものです。<続く>


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